薄毛予防やAGA治療で赤色LEDについて気になっている方もおられるのではないでしょうか?
ただ、どうしても初期費用がかかる育毛用品なので、「本当に効果はあるの?」と気になっている方も多いかと思います。
そこで、推奨期間と言われている4ヶ月間にわたって赤色LEDを利用してみた結果のビフォーアフターや、CurrentBody Skinの赤色LEDを選んだ理由などについてレビューしていきたいと思います。
髪の毛のことで悩んでいる方の少しでもお役に立てれば幸いです。
書いた人:リク
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赤色LEDの育毛効果に関するメカニズム
では、まずはじめに赤色LEDが育毛に効果を発揮するメカニズムについて簡単に紹介してみたいと思います。
赤色LEDの育毛効果については、根拠がしっかりとあり、研究機関による実験でも効果が実証されているため、安心して利用できます。
赤色LEDの育毛効果は主に以下の2つによります。
- 毛乳頭細胞の活性化
- 成長因子の増加
髪の毛の成長には毛乳頭細胞が重要な働きをしているのはよく知られていますよね。
赤色LEDは、波長が約630nm(ナノメートル)と長く、他のLEDと比べて頭皮の奥深くの毛乳頭細胞まで届き活性化させることで毛髪の成長を促進していると考えられています。
毛乳頭細胞が活性化され、タンパク質が産生されることで、より太い髪の毛を作ります。
また、赤色LEDによる育毛効果は成長因子の増加も挙げられます。
株式会社アデランスが実施した実験で培養ヒト毛乳頭細胞に赤色LEDを照射したところ、HGF、Leptin、VEGF-Aといった増殖因子の濃度が有意に上昇していることがわかりました。
赤色LEDは毛乳頭からの増殖因子の分泌を刺激し、毛成長のを促進していると、現時点では考えています。
ヒトを対象として実験(英語)でも、78 人、63 人、49 人、79 人の被験者をランダムに振り分け、赤色LEDを照射するグループと模擬装置を照射するグループでわけてたところ、実験開始26週時点で平均毛髪量が男性被験者でそれぞれ 1 cm2 あたり 20.2、20.6、18.4、20.9、25.7 の増加が確認されました。
模擬治療を受けた被験者と比較しても、赤色LED照射を受けたグループは有意に髪の毛髪量、太さが改善したことが報告されています。
「光で育毛!?」とびっくりするかもしれませんが、きちんと根拠のある育毛方法なんです。
皮膚科学会ではB評価(行うよう勧める)
日本皮膚科学会では、男性型脱毛症(AGA)の治療ガイドラインを公開していますが、その中でもLED照射は「推奨度:B(行うように勧める)」という評価がされています。
推奨されている理由は「LEDおよび低出力レーザーの発毛効果に関しては,有用性を示す十分な根拠があり,副作用も比較的軽微であることから,適切な機材を使用して行うよう勧めることにする.」とあります。
ちなみにこれはAGA治療で欠かせないフィナステリドやミノキシジルの使用に次ぐ推奨度です。
そのため、赤色LEDは主に以下のような方におすすめできる治療方法です。
- AGA治療薬にプラスαで効果を高めたい人
- 飲み薬に強い抵抗感がある人
- 薄毛治療の選択肢が限られている女性の人
CurrentBody Skinの赤色LEDデバイスを選んだ理由
赤色LEDを利用した育毛グッズは比較的選択肢がたくさんあります。
- アデランス KAMIGA:ドライヤー型 47,300円
- NUOSS SCALP BOOSTBRUSH:ブラシ型 39800円
- アデランス VIRUGA :ミラー型 99,000円
- CurrentBody Skin:ヘルメット型 125,000円
その中でもCurrentBody Skinの赤色LEDデバイスを選んだ理由は以下の3つです。
他にもノーブランド品などが大量に販売されていますが、まずやめたほうが良いです。理由もご紹介します。
1.頭全体を一度にケアできる
価格が3万円~4万円前後の製品はブラシ型、ドライヤー型など、ピンポイントで赤色LEDを照射できるものがほとんどです。
ただ、毎日最低10分間気になる部分を照射することが推奨されている赤色LEDデバイスで、ピンポイントにしかつかえない、照射中は手で持ち続ける必要があるというのは非効率的で大きなデメリットに感じました。
実際CurrentBody Skinを使ってみて、ヘルメット型なので被ればOKで、使用中は他のことができるので続けるのが苦になりません。
*利用中のイメージ。普通に自宅でスマホをいじりながらも使えます。
ただ、デメリットとして被っている姿はかなり面白い感じになるので家族にはよく笑われます。隠して使うのは難しいデバイスなので、“育毛ガチ勢”向けの製品とも言えるかもしれません。
2.アメリカ食品医薬品局(FDA)認証を取得
赤色LEDが育毛に効果があるということが比較的認知される様になってきてから、ノーブランドのかなり怪しい製品が数万円で販売されるようになってきました。
ただし頭皮の奥に赤色LEDを浸透させるためには、光にフィルターを通して、波長の幅を揃えることが重要で、ただ光を照射するだけでは、光が互いに干渉してしまうため狙い通りの効果が得にくくなってしまいます。
CurrentBody Skinは18J/cm²の正確な赤色の波長(640nm付近)を供給する120個の赤色LED電球を搭載しています。
しっかりした製品だからこそ、アメリカ食品医薬品局(FDA)認証を取得しています。
ちなみに世界的な 「Men’s Health誌」でも『髪のダメージに最適な育毛機器 第1位』に選ばれています。
本気でAGAや薄毛治療に取り組むからこそ、安心して使用できるというのは重要です。
3.4ヶ月間の返金保証
初めてフィナステリドやミノキシジルを使用した時もそうでしたが、いくら臨床実験の結果を確認しても『本当に効くのか?』という不安がありました。
特にCurrentBody SkinのLED 頭皮・頭髪ケアデバイスは10万円以上するため決して簡単に手が出せるデバイスとは言えません。
ただ、推奨期間である4ヶ月使ってみて効果に満足できなかった場合には、返金保証制度があるので安心して試せます。
【長期レビュー】赤色LEDの育毛効果は?
*上の画像はフィナステリド→デュタステリドとミノキシジルを使用して1年が経過した頃のビフォーアフターです。
では、実際に推奨期間である4ヶ月間、CurrentBody SkinのLED 頭皮・頭髪ケアデバイスを使ってみたビフォーアフターを画像でご紹介します。
- 使ってみた人:AGA治療 約2年目の男性
- 使おうと思った動機:薬の効果が頭打ちに感じ、別の角度から育毛・発毛に挑戦したい
- 併用しているもの:デュタステリド・ミノキシジル(使用歴約2年)
【CurrentBody Skin LED 頭皮・頭髪ケアデバイス開始時の状態】
フィナステリドやデュタステリドとミノキシジルを組み合わせて、1年でずいぶん髪の毛が増えましたが、2年目まで飲み続けて少し効果の頭打ち感が否めません。
はたしてCurrentBody Skinを使ってみて変化はあるのか…。
1ヶ月目:特に目立った効果は感じず。少し減った…!?
毎日CurrentBody SkinのLED 頭皮・頭髪ケアデバイスを使用してみて、1ヶ月が経ちました。
予想はしていましたが、1ヶ月で特に目立った変化はありませんでした。
写真だけを見ると、若干頭頂部のあたりなど、髪は少し太くなってますが毛髪量自体は減ったようにも観察できます。
ただ、おそらく本人にしかわからないようなレベルの変化ですが、特に4週目くらいから頭頂部の髪自体は少しコシが出たように感じています。
追記!
CurrentBody Skinさんの公式サイトによると、人によっては最初の数週間で毛が抜ける方もいるみたいです。ミノキシジルの時にも初期脱毛がありましたが、赤色LEDで初期脱毛があるというのは初耳でした。
変化があるというのは効果が出ている証拠でもあるので、2ヶ月目以降の変化が楽しみです。
2ヶ月目:頭頂部の髪がしっかりしてくる
2ヶ月毎日使用してきました。
写真でもわかるように生え際は変化無しです。
特に大きな変化を感じたのが頭頂部です。
2年ほど薬を飲んできて、だんだんと薬の効果が追いつかなくなってきていたのか、細く柔らかくなってしまった頭頂部の髪の毛が触ってもわかるくらいにしっかりとしてきました。
今までは髪が伸びでくると頭頂部だけが力がなくペタっとしてしまっていたのですが、しっかりと上に向かって生えてくれているのでとても嬉しいです。
赤色LEDは、「薬で思ったように効果が得られなくなってきた」という方におすすめできます!!
本気の育毛・発毛にはフィナ+ミノ+赤色LED!
今回は、多くの人が興味があってもなかなか値段ゆえに手が出しにくい赤色LEDデバイスについてレビューしてみました。
おすすめは頭全体を一度にケアできて、毎日使うのが苦にならないCurrentBody SkinのLED 頭皮・頭髪ケアデバイスです。
フィナステリドやミノキシジルを使いながら、違う角度で育毛・発毛に取り組みたい方は、返金保証もあるので試してみるのはいかがでしょうか?