はぴねすくらぶから発売された国内最大濃度であるミノキシジル5%を配合した発毛剤「メディカルアップ」。
「本当に髪が生えるの?」「どれくらい効果があるの?」と気になっている方もおられるのではないでしょうか?
そこで今回はメディカルアップの使用方法からミノキシジル5%外用薬を推奨期間である4ヶ月間継続使用してどれくらいの効果があるのかレビューしてみたいと思います。
また、メディカルアップのような発毛剤に口コミ評判が表示されない理由も一緒に解説します。発毛剤の使用を考えている方は参考にしていただければ幸いです。
書いた人:リク
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はぴねすくらぶのメディカルアップとは
メディカルアップとは、健康食品やサプリメントのオンライン販売を行うはぴねすくらぶ初の医薬品となる第一類医薬品に指定されている発毛剤です。
ネット通販の場合も、専任の薬剤師によるメールや電話での確認の後に発送されます。
販売ははぴねすくらぶが行っていますが、製造は他のメーカーにもリアップのジェネリック発毛剤を多く受託製造しているリョートーファインという大手製薬会社が担当しています。
メディカルアップの効果・効能について
メディカルアップには、国内最大濃度となるミノキシジル5%が配合されています。
そのため効果・効能として…
壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。
と謳うことができます。
いわゆる抜け毛予防の育毛剤や発毛促進剤ではなく、発毛が期待できる発毛剤というのが大きな特徴です。
ミノキシジルとは
ミノキシジルは1988年にアメリカにてアメリカで臨床試験を経て発毛への有効性が確認された医薬品の成分名です。
現在、ミノキシジルは日本で唯一発毛効果が認められている外用薬成分です。
理論上の発毛効果はリアップと同じ
メディカルアップについて気になっている方の中には「メディカルアップに本当に効果があるの?」と疑問に感じている方もおられると思います。
結論からご紹介すれば、発毛剤としてトップシェアのリアップとメディカルアップの発毛効果は、理論上全く同等です。
というのも、メディカルアップはリアップと同濃度のミノキシジルが配合されているからです。
メディカルアップは発毛剤の中では比較的新しい製品ですが、いわゆるリアップのジェネリックのため、同じ発毛効果が期待できます。
ミノキシジルは半年継続で9割の治験者が発毛を確認
リアップX5は大正製薬が販売しているミノキシジルを配合した日本で最初の発毛剤です。
そのため販売をスタートするために長期の臨床試験が実施されており、その結果が公開されています。
4週間後にはすでに軽度改善が見られるようになり、8週間後には被験者の1割以上に、12週間後には6割近くに軽度改善が見られました。
24週間後、つまり約6ヵ月後からは「軽度改善」「中等度改善」「著明改善」をあわせて、実に9割以上に改善が見られます。
24週間後から「軽度改善」より「中等度改善」の評価の割合が高くなっています。
こうした臨床試験の結果も踏まえて、皮膚科学会が作成する脱毛症のガイドラインでも、ミノキシジル外用薬の使用は治療方法で「推奨度:A」に指定されています。
1日2回使う必要がありますが、しっかりと継続すればほとんどの方が発毛効果を確認できる医薬品です。
髪の悩みに発毛剤を使っている人は3.3%のみ…
ロート製薬が実施した調査によると、20歳~60歳の男性の4人に1人が「薄毛に悩んでいる」と回答しています。
しかし、その中で薄毛への対処として、メディカルアップのようなミノキシジルを配合した発毛剤を使っている人はわずか3.3%だったようです。
一番多かったのが35.1%の「シャンプー」でした。
頭皮環境を整えるために洗髪も重要ですが、スカルプシャンプーに髪の毛を生やす効果はもちろんありません。
そのため、薄毛に悩んでいる方がおられるなら、迷わず発毛効果が証明されているメディカルアップのような発毛剤を使用することをおすすめします。
メディカルアップはなぜ安い?
実勢価格で確認すると、メディカルアップの価格はリアップX5の約半値です。
あまりにリーズナブルなため「なぜこんなに安いのか?」「成分は大丈夫なのか?」と不安になる方もおられると思います。
メディカルアップがここまで価格を抑えられているのは以下の2つの理由があります。
- リアップのジェネリック
- 広告費のカット
まず、一番大きな理由としてメディカルアップは先発薬であるリアップのジェネリック(後発薬)のため、価格をリーズナブルにできます。
リアップは販売をスタートする前に、すでにご紹介した臨床試験を含め、医薬品としての承認を受けるために約7年もかかっています。
大正製薬は非常に多額の投資と時間をかけてリアップを開発しているため、どうしても先発薬として価格が高額になります。
対してメディカルアップは、リアップの特許期間が2018年に切れたことで発売されたジェネリックのため価格を抑えることができます。
また、リアップは芸能人を起用した広告も頻繁に流していますが、もちろん広告費用も価格に転嫁されています。メディカルアップは、通販利用者へカタログを通して宣伝している程度のため、広告費を大幅にカットできているのもリーズナブルな理由の一つです。
メディカルアップとリアップの発毛効果は、すでにご紹介したように全く同等のため、どちらを購入するかは予算で決めて問題ありません。
「毎月7,000円くらいだったらなんとかなるから『先発薬』を使いたい」という方…リアップ
「できるだけリーズナブルに薄毛治療したい」…メディカルアップ
のように選びましょう。
メディカルアップに口コミ評判がないのはなぜ?
メディカルアップをはじめとしたミノキシジルを配合した第一類医薬品に指定されている発毛剤には、ネット通販でも口コミ評判が掲載されていません。これはリアップも例外ではありません。
これは利用者が少ないからではなく、第一類医薬品は店舗で口コミ評判の掲載が厚生労働省によって禁止されているからです。
一般用医薬品のネット販売のルールの概要
(中略)
⑧購入者によるレビューや口コミ、レコメンドの禁止
検証でも6ヶ月間の継続で約9割の方が発毛効果を実感していますが、効果の現れるタイミングや効果の程度には個人差があるため、誤解を与えないためにこうしたルールが定められています。
そのため、これからご紹介するスタッフの使用例も参考までに。
ミノキシジル5%発毛剤の効果レビュー
臨床試験ではミノキシジル外用薬で発毛効果があることが確認されていますが「実際のところどれくらい生えるの?」と疑問に感じている方もおられるのではないでしょうか?
そのためすでにご紹介したとおり効果の程度は人によって異なりますが、当サイトのAGA症状が出ているスタッフが実際に推奨期間である4ヶ月間ミノキシジル5%外用薬を使ってみてどのような変化があったのか画像で紹介したいと思います。
スタート時の頭皮の状態
頭頂部が丸く薄くなっている典型的な壮年性脱毛症。
1ヶ月目の効果
肉眼では効果はほとんど確認できず。
1日2回ミノキシジルを塗る必要があるため面倒くさく感じやすく、効果が目に見えないのでこの頃が一番つらい。
ただ、マイクロスコープで見ると少し毛が太くなっている気もする。
2ヶ月目の効果
はっきりと丸い線になっていた薄毛部分がグラデーションになって目立たなくなる。
マイクロスコープで確認しても1本1本の髪の毛が太くなっているのが確認できる。
3ヶ月目の効果
2ヶ月目から3ヶ月目は、肉眼でも少しずつ変化しているのがわかるようになり、鏡を見るのが楽しみになる。
また、外出時は必ず帽子をしていたが、この頃から帽子をかぶらなくても気にしないで買い物が楽しめるように。
4ヶ月目の効果
3ヶ月目までは本人にしかわからないようなゆっくりとした変化でしたが、3ヶ月目から4ヶ月目までは髪の密度が大きく変化したようで、家族や友人からも「最近なんか髪増えた?」と聞かれることが増えました。
マイクロスコープの画像でも、最初弱々しい髪に混じってちらほらあった太い髪の毛が全体の半分くらいまで増えています。
製薬会社の推奨は4ヶ月の継続でしたが、たしかに4ヶ月で発毛効果を実感できました。
12ヶ月経過後の効果
開始時と1年継続して使用した経過時の比較写真です。
開始時の診断ではAGAの「中等症がかなり進んでしまった状態」との診断でしたが、1年間継続して再度診断を受けると「中等症と初期症状の真ん中」程度まで回復との診断でした。
生え際のM字状態は回復しているとは言えませんが、生え際の髪の毛まで太く強い毛に変わったため以前ほどは生え際が気にならなくなりました。
頭頂部に関しては髪の毛が少なく、細くなってしまって露呈していた頭皮が短髪でも目立たない程度まで髪が増えて太くなっていることが観察できます。
*ミノキシジルで可能性のある副作用:皮膚症状(6%)など
AGAクリニックで月額何万円もする高額な治療を受けなくても、皮膚科学会が発表する薄毛診療ガイドラインに沿って「ミノキシジルの外用・フィナステリドの内服」(薄毛の基本治療)を継続するだけで時間はかかりますが徐々に薄毛の状態が回復できることがわかりました。
日本皮膚科学会:男性型脱毛症診療ガイドライン
12ヶ月間でかかった費用は…
- ミノキシジル外用薬:約3,500円
- フィナステリド内服薬:3,800円
で、1ヶ月あたり約7,300円です。
臨床試験では12ヶ月以降も継続することでさらに治療効果が得られることがわかっているので、継続してどのような変化があるのかを確認してご報告したいと思います。
*フィナステリドで可能性のある副作用:リビドー減退(1.1%)など
▼イースト駅前クリニックを選んだ理由を解説▼
メディカルアップの最安値での買い方
メディカルアップは、Amazonでは今のところ取扱いがありませんが、楽天市場やYahooショッピングでは購入が可能です。
ただし、一番リーズナブルに購入できるのは公式ストアでの購入です。
実際に販売価格を確認してみましょう。
- 楽天市場:3,980円
- Yahooショッピング:3,980円
- 公式ストア:(3,980円ー300pt)3,680円
公式ストアも、販売価格は楽天市場などと同じく3,980円なのですが、無料会員登録をするとその場で使えるポイントが300円分プレゼントされるため、楽天市場やYahooショッピングよりもさらに300円安い価格で購入できます。メディカルアップをリーズナブルに購入するなら公式ストア一択となります。
メディカルアップの使用方法レビュー
メディカルアップの使用方法についても、はじめてミノキシジル外用薬を使う方や、リアップからメディカルアップに切り替える方のために詳しくご紹介します。
今回は、公式ストアにて割引価格にて購入しました。
届いた箱には「メディカルアップ」と商品名がはっきり記載されています。
もう少しプライバシーに配慮がほしいですが、リアップほど有名な医薬品の名前のわけではないため、そこまで問題ないかもしれません。
メディカルアップの使用方法は以下の通りです。
- 突起を「はかる」マークに合わせる
ボトルを逆さまにして、透明な先端部分を「はかる」マークに合わせるように反時計回りに回します。1秒ほどで、1回分の液剤が先端にたまります。 - 突起を「塗る」マークに合わせる
液剤がたまったら、先端部分を「ぬる」マークに合わせるように時計回りで回します。 - 頭皮に液剤を塗布する
先端ノズルを頭皮にトントンと押し込むたびに少量の液剤が出てくるので、発毛したい部位に塗るようにします。リアップのように最初に強く押し込む必要はないので、そのまま塗布できます。
使い始めだとどれくらいで1回分の液剤が使い切れるのかわかりにくいのですが、大体40回から50回ほどトントンすると1回分が使い切れました。
メディカルアップの使い心地
メディカルアップを使ってみて感じたメリットは以下の通りです。
- 使い終わった後のサラサラ感
- ピンポイントで気になる部分に塗れる
まず、メディカルアップは使用後にとてもサラサラしています。他の発毛剤だと髪がベトベトしてしまうものもありますが、メディカルアップに関しては使用感がとても良く、朝に使用した後にヘアスタイルを整えて仕事へ行く時にもストレスになりません。
また、デメリットにも繋がりますが、先端ノズルが細く、一度に出る量が少ないため、生え際や頭頂部など気になる部分にピンポイントで塗るのには便利です。
メディカルアップについてのQ&A
メディカルアップの使用について、よくある質問や疑問にQ&A形式でお答えします。
メディカルアップで早めの薄毛対策を!
はぴねすくらぶから発売になったメディカルアップを実際に購入してみて、その使い方や効果についてご紹介しました。
これまで効果のある薄毛治療というと外用薬ではリアップだけで、かなりの金額が必要でしたが、2018年以降はジェネリック医薬品が登場したことで、毎月3,000円台から発毛効果が証明されている発毛剤が使えるようになりました。
そして、残念ながらAGAは進行性です。対策を取らなければ、段々と脱毛部位が広がっていきます。
そのため、髪の毛で悩んでいるならできるだけ早くはじめるのが効果を得やすい方法と言われています。
薄毛のことで悩んでいる方なら、発毛効果のない育毛剤や発毛促進剤、シャンプーで時間やお金を無駄にすることなく、できるだけ早めにメディカルアップなどミノキシジルを配合した発毛剤を使うようにしましょう。