全成分解析レビュー|スカルプDディグニティプレミアムシャンプーの効果は口コミ通り?

 

定価で1万円を超え、日本の流通している市販スカルプシャンプーでおそらく一番高額なのがスカルプDディグニティプレミアムシャンプーです。

「どんな成分が入っているの?」「効果はあるの?」「口コミ評価は?」など、価格が価格だけに、いろいろ気になっている方も多いと思います。

そこで、今回の特集では、スカルプDディグニティの全成分解析と、実際に使ってみたレビューを口コミ評価を交えつつご紹介したいと思います。

購入を考えている方の参考になれば幸いです。

この記事
の筆者:リク
男のスカルプべすとの編集部スタッフ。公益社団法人毛髪科学協会会員の毛髪診断士です。医療ガイドラインや最新の毛髪研究に基づいたスカルプケア・ヘアケア情報をお届けします。
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コンテンツ

スカルプDディグニティプレミアムシャンプーとは

スカルプDディグニティのボトル

以前、スカルプDからノーマルのスカルプD薬用シャンプーの有用成分を2倍配合したスカルプDプレミアムというシャンプーが発売されていました。

それでも価格は1本5,000円ほどでしたが、スカルプDディグニティシャンプーは、1本あたりの価格が1万円を超すスカルプDのラインナップの中の最高峰ラインです。

これまでスカルプDが培ってきたすべてが注ぎ込まれた“プレミアムテクノロジー”דプレミアムラグジュアリー”Wプレミアムがキャッチコピーのようです。

◇プレミアムテクノロジー
・頭皮の奥にアプローチし、頭皮環境を整える為にプレミアム成分を組み合わせ、誕生した「BARG-6」。
・力強い髪へ導く為にキャピキシル&ピディオキシジルを配合し、更に4つのサポート成分としてプラセンタ・ツバメの巣エキス・コメ発酵液・ヒトオリゴペプチドも配合。

◇プレミアムラグジュアリー
・【シャンプー】スカルプD史上最高の使い心地を実現。バウンディングバブルで優しく濃密なボリューム泡で洗浄。

スカルプDディグニティの3つの特徴

スカルプDディグニティの特徴

価格からして他のスカルプシャンプーと比較する対象ではない気もしますが、いつも通り配合されている界面活性剤保湿成分育毛成分などに注目して、スカルプDディグニティの3つの特徴をご紹介します。

全部で62成分も配合されているので、全成分の解析結果は最後にまとめてあります。

1.スカルプDディグニティの洗浄成分

スカルプDディグニティのシャンプーで作った泡

どんなに高級なシャンプーでも、やはり注目するべきは、洗浄成分としてどんな界面活性剤が配合されているかです。

1万円もするスカルプシャンプーなので、スカルプDディグニティにどんな界面活性剤が配合されているのかかなり気になっていたのですが、主要な界面活性剤は以下の5種類です。

  • ラウラミドプロピルベタイン
    ラウリン酸から作られるアミノ酢酸ベタイン系両性界面活性剤。皮膚刺激性はそこまで高くなく、しっかりした洗浄力とキメの細かい泡質なのが特徴。
  • ココイルメチルタウリンNa
    ヤシ油の脂肪酸とメチルタウリンから作られるタウリン系界面活性剤。陰イオン界面活性剤の一つ。水の硬度の影響を受けにくいのが特徴で、起泡性と洗浄性の向上のために配合される。
  • ラウロイルメチルアラニンNa
    ラウリン酸とアミノ酸を合成して作られるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。起泡性に優れるため両性界面活性剤と併せて配合されることが多い。
  • ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン
    スルホベタイン系の両性界面活性剤。陰イオン界面活性剤とともに配合され、洗浄性の向上や泡質の改善、きしみ感の抑制作用が期待できる。
  • コカミドメチルMEA
    ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。コカミドメチルMEA自体の洗浄性は高くないが、起泡性・増泡性に優れるため、補助剤として配合される事が多い。

ほどほどの洗浄力を持ったベタイン系の洗浄成分にタウリン系のサッパリ感を加え、アミノ酸系の補助成分を配合して刺激も最小限に抑えたバランスの良い配合です。

スカルプDの薬用スカルプシャンプーと比べると、かなり頭皮刺激を抑えたマイルドな設計です。

男性に多い普通肌~超脂性肌に合った洗浄力です。

2.スカルプDディグニティの贅沢なスカルプケア成分

1万円以上するスカルプDディグニティに期待されているのはやはり育毛成分ですよね。

配合されている全成分を確認すると、たしかに育毛作用に非常に力を入れているのを感じます。

いくつか代表的な成分をご紹介します。

  • 豆乳発酵液
    スカルプDシリーズのシャンプーにはすべて配合されていますが、スカルプDディグニティは配合割合が高く、水の次に界面活性剤よりも多く配合されています。
    エストロゲンに似た作用が期待でき、検証実験でも継続した使用で毛髪の成長速度や太さを改善する作用が確認されています。
  • BARG-6
    アミノ酸が結合したペプチドなど6種類から構成される成分。
    毛母細胞の増殖を促す作用が確認されている注目の育毛成分。

    *構成しているのは、オクタペプチド-2、デカペプチド-4、ミツイシコンブエキス、アセチルテトラペプチド-11、マヨラナ葉エキス、カンゾウ根エキス
  • キャピキシル
    カナダの化粧品開発会社によって開発された注目の育毛成分。
    男性型脱毛症の原因となる5α-リダクターゼを強力に阻害し、毛包の働きをサポートする働きがあることがわかっていて、検証ではミノキシジルの3倍の効果があるともされています。
    *構成しているのはアセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス
  • ピディオキシジル
    ミノキシジルと似た分子構造を持つミノキシジル誘導体。
    血行を促進することで毛母細胞へ酸素や栄養素が運ばれやすくして、毛髪の成長を助ける作用があります。

キャピキシルピディオキシジルは育毛剤のフィンジアにも配合されている成分ということもあり、スカルプDディグニティに配合されている成分だけを見たら、最新の発毛促進剤かと思うほど贅沢なつくりになっています。

洗い流すシャンプーなので、即効性のある効果はもちろん期待できませんが、継続してスカルプDディグニティを使用することで、頭皮環境を整えたり、抜け毛を減らしたりする一定の効果は期待できるでしょう。

3.フケやかゆみなど頭皮環境正常化にも一定の効果

シャンプーの泡

スカルプDの薬用シャンプーは、医薬部外品に分類され、有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されています。

スカルプDディグニティは、医薬部外品には指定されていませんが、同じ成分であるグリチルリチン酸2Kが配合されています。

違いは配合量で、スカルプD薬用シャンプーは医薬部外品に指定される配合量なのに対して、スカルプDディグニティはそこまでの量は配合されていません。

ただし、軽いフケやかゆみに対する効果は期待してもいいでしょう。

スカルプDディグニティの使用レビュー

スカルプD定期購入の梱包

注文してから4日で自宅に到着しました。

「スカルプD」とはどこにも書かれていませんが、送り主のところは「アンファー」になっていました。

例えばアデランスのヘアリプロなんかを購入する時には「AD」みたいに会社名もわからないようになっているので、あと一歩プライバシーのための配慮が欲しいです。

スカルプDディグニティの化粧箱

びっくりするほど贅沢な化粧箱です。

これがなかったらもう1,000円安くできるんじゃないかと思うほど…。

スカルプDディグニティの化粧箱の開け方

傷つけないように開けたくて、悩んでいたら、脇に引っ張るための開け口が付いていました。

スカルプDディグニティの箱の中身

スカルプDディグニティの箱を開けたところです。

なんだか年代物のワインの化粧箱を開けたようです。買ったことありませんが…。

シャンプーボトルも、最近はサロンシャンプーのようにおしゃれなものがたくさんありますが、スカルプDディグニティは高級感ではダントツだと思います。

もっとシンプルにして安くしてくれてもいいと思いますが…。

スカルプDディグニティのシャンプー液のテクスチャ

スカルプDディグニティのシャンプー液のテクスチャは、しっかりと粘性があってドロっとした感じ

スカルプDの薬用シャンプーはほぼ透明ですが、スカルプDディグニティの方は若干白濁しています。

香りは、ほかのスカルプD製品とは全くタイプが異なり、シトラスとフローラルの香水のような上品な香り

香りもそこまで強くないので、これまでのスカルプD製品の中では個人的には一番好きです。
比較的万人受けしやすい香りかと思います。

気になる泡質は…

スカルプDディグニティの泡質
スカルプDディグニティの泡質

スカルプD薬用シャンプーの泡は軽いイメージですが、スカルプDディグニティの方はかなりもっちりとした泡質で、髪と頭皮を包み込んでくれるようなイメージです。

スカルプDディグニティで洗浄後の頭皮

ちょっとお見苦しいのですが、スカルプDディグニティで洗浄後の頭皮の状態です。

ある程度洗浄力があるのは配合成分からも想像できますが、洗い上がりはスカルプD薬用シャンプーのようなきしみ感もほとんどなく、短髪の男性が利用するならコンディショナーは必要ない程度かと思います。

洗い上がりの保湿性などの印象は、アミノ酸系スカルプシャンプーの中の上といった感じです。

スカルプDディグニティを最安で買えるのは?

スカルプDディグニティの購入時の箱

スカルプシャンプーは効果が実感できれば継続して使用するものですし、スカルプDディグニティは定価が1万円以上するスカルプシャンプーなため、できるだけ安く購入したいですよね。

実際に大手ネット販売でスカルプDディグニティの販売価格を比較してみたいと思います。

  • アンファーストア定価:10,776円
  • Amazon:10,161円&送料無料615円お得
  • 楽天市場10,776円&送料無料

*2020/06/20時点の参考価格。現在の価格は各サイトにてご確認ください。

価格は意外にも公式ショップよりもAmazonの方が安かったです。

ただし、公式サイトには定期購入コースもあるので、実際に1回使ってみて効果が実感できれば、公式サイトから購入するのも手かもしれません。

結局スカルプDディグニティはあり?

スカルプDディグニティとスカルプD薬用スカルプシャンプー

1万円もするシャンプーなので、結局最終的な疑問は「スカルプDディグニティってあり?おすすめ?」というところだと思います。

おそらくスカルプDディグニティを検討しておられる方は、真剣にスカルプケアのことを考えておられる方だと思います。

男のスカルプべすとが出した結論は…無理です。

シャンプーは継続して使用するもの。当サイトには継続してディグニティを使える経済力を持ったスタッフは残念ながらおりません。。

「スカルプDでもう少し安く抑えたい」という方がいれば、以下のような組み合わせもあります。

*2020/06/20時点の参考価格。現在の価格は各サイトにてご確認ください。

発毛促進効果が認められた薬用成分が3種類入った医薬部外品のスカルプD育毛トニックと、スカルプDの薬用シャンプーを合わせた値段のほうがスカルプDディグニティより約3,000円以上安いです。

髪のきしみを考えてコンディショナーをセットにしてやっと同じくらいの価格です。

洗い流してしまうスカルプシャンプーに求められているのは、正常な頭皮環境を取り戻すことです。

逆に、育毛トニックは洗い流さずに、認められた有効成分が浸透していくため、ディグニティに育毛成分が入っているより、育毛トニックに入っている方が効果は期待できるでしょう。う。

おすすめは“薬用シャンプー&スカルプD育毛トニック”の組み合わせです。

スタッフ
スカルプDディグニティには「抜け毛予防」とは書けませんが、薬用育毛トニックには「抜け毛予防」と合法的に表記されています。

スカルプDディグニティの口コミ評判

口コミ評判を確認

スカルプDの薬用スカルプシャンプーは70,000件以上の口コミが寄せられているのに対して、スカルプDディグニティは通販サイト全体でも約200件ほどです。

リニューアルされ発売されてからまだ1年も経っていないというのもあるでしょうが、やはりすべての人が手を伸ばせる価格でないのは確かです。

ただ、口コミの平均評価はものすごく高いです。

スカルプDディグニティの口コミ評判
スカルプDディグニティの口コミ評判

*口コミ評判に関するデータは2020/05/04現在

長らくスカルプシャンプーの成分解析やレビューをしてきましたが、スカルプDディグニティは初めての☆1と☆2がゼロのスカルプシャンプーです。

低評価な口コミを見つけるのは大変なんですが、実際に低評価・高評価な口コミを確認してみましょう。

*公平にするために、公式サイトの口コミ評判は含めていません。

スカルプDディグニティの低評価な口コミ

高い

けど、誕生日プレゼントに購入してみました。この商品は、まだ使ってないから良いかはまだわかりません。
楽天市場の口コミ

良い彼女さんですね。

☆3以下の口コミ評判はこれくらいでした。

低評価な口コミと言えるのかどうかわかりませんが…

スカルプDディグニティの高評価な口コミ評判

いい感じ

以前は夜寝るときに枕に抜け毛がついていました。これを使うようになって抜け毛の数が減ってきました。
楽天市場の口コミ

これは色々な意味でやばい。

高く感じるけど、使っていくと神商品。髪の育毛、そして自分自身を高めてくれる商品。意識改革には、もってこい。
楽天市場の口コミ

評価の高い口コミを確認していると、やはりほかのスカルプシャンプーにはない育毛効果を実感している方が多い印象でした。

スタッフ
私には高すぎてとても継続できませんが、口コミではスカルプDディグニティを何度もリピートしている方も多かったです。そして意外とプレゼントによく選ばれています。

スカルプDディグニティの全成分解析

スカルプDディグニティのボトル裏の成分解析

すでにスカルプDディグニティの特徴はご紹介しましたが、「自分の髪に使うものだから、しっかり成分を確認したい」という方のために、一つ一つの成分の解析結果をご紹介します。

かなり配合されている成分の量が多いので、最後にまとめた成分解析結果も用意しています。

成分名 解析
シャンプーの分量の内、約60%~70%は水。
豆乳発酵液 国産大豆3種類を発酵して作られる抽出液。髪のハリやコシに関係するエストロゲンに似た作用があり、検証によっても毛髪成長速度・太さに有意に影響を与えることがわかっている。
ラウラミドプロピルベタイン ラウリン酸から作られるアミノ酢酸ベタイン系両性界面活性剤。皮膚刺激性はそこまで高くなく、しっかりした洗浄力とキメの細かい泡質なのが特徴。
ココイルメチルタウリンNa ヤシ油の脂肪酸とメチルタウリンから作られるタウリン系界面活性剤。陰イオン界面活性剤の一つ。水の硬度の影響を受けにくいのが特徴で、起泡性と洗浄性の向上のために配合される。30年以上の使用実績があり、洗い流す製品でも使用され安全性は高い。
ラウロイルメチルアラニンNa ラウリン酸とアミノ酸を合成して作られるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。起泡性に優れるため両性界面活性剤と併せて配合されることが多い。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。
ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン スルホベタイン系の両性界面活性剤。陰イオン界面活性剤とともに配合され、洗浄性の向上や泡質の改善、きしみ感の抑制作用が期待できる。
コカミドメチルMEA ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。コカミドメチルMEA自体の洗浄性は高くないが、起泡性・増泡性に優れるため、補助剤として配合される事が多い。頭皮や髪への刺激は少なく安全性は高い。
DPG ジプロピレングリコールの略。多価アルコールの一種で、さっぱりとした使用感ながら保湿作用があるのが特徴。PG(プロピレングリコール)の改良版。化粧水など洗い流さない製品にも配合され、皮膚の状態を問わず使用できる安全性の高い成分。
ソルビトール グルコースを還元して得られる糖アルコール。保湿作用があるため、洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。
エタノール 揮発性の一価アルコール。抗菌作用や防腐作用により、製品を安定させるために配合される。50年以上の使用実績があり、シャンプーへ添加される微量では刺激性は極めて低く、安全性は高い。
ラウロイルアスパラギンNa 酸性アミノ酸であるアスパラギン酸から作られるアミノ酸系の陰イオン界面活性剤。頭皮や毛髪への刺激が少なく、洗浄性はマイルド。アミノ酸系洗浄成分の弱点である“すすぎ性”が改善された高品質な洗浄成分。
マドフカロンギフォリアソホロ脂質 化学合成が難しい天然界面活性剤。皮膚への刺激はほぼゼロで、抗菌作用や生分解性が高いといった特徴を持つ。
オクタペプチド-2 アミノ酸から合成されたペプチドの一種。成長因子の1つで、毛包幹細胞を活性化させる育毛作用が確認されている。BARG-6を構成する成分の1つ。
デカペプチド-4 毛髪成分の1つであるシステインといったアミノ酸から合成されたペプチド。血流改善作用があり、毛髪や頭皮環境正常化効果が期待できる。BARG-6を構成する成分の1つ。
ミツイシコンブエキス コンブから抽出されるエキスでM-034と呼ばれることもある。毛根細胞に直接働きかけ、細胞増殖を促進するなどの育毛作用が期待できる。BARG-6を構成する成分の1つ。
マンニトール 糖アルコールの一種で、水と結合しやすい特性をもつことから保湿成分として配合される。
アセチルテトラペプチド-11 ロイシンなどのアミノ酸から合成されるペプチド。肌のハリやキメを細かくする働きがある。BARG-6を構成する成分の1つ。
マヨラナ葉エキス シソ科の植物から抽出されるエキス。抜け毛の原因となる5α-リダクターゼを阻害する働きが丸善製薬の検証で明らかになっている。BARG-6を構成する成分の1つ。
カンゾウ根エキス マメ科の植物から抽出されるエキス。天然の抗アレルギー・抗炎症作用があり、カユミやフケの軽減が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。BARG-6を構成する成分の1つ。
アセチルテトラペプチド-3 育毛業界が注目するキャピキシルの成分。4つのアミノ酸で構成されていて、髪の生産において重要な毛包を維持して育毛を促進する効果が期待できる。一部実験ではミノキシジルの3倍の効果があるとも。
アカツメクサ花エキス マメ科の多年草であるアカツメクサから抽出されるエキス。キャピキシルを構成する成分の一つ。抗酸化作用を持つフラボノイドを多く含み、毛髪の成長期を導き、育毛効果が期待できます。育毛剤などにもよく配合されている成分。
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド “ピディオキシジル”と呼ばれ、ミノキシジルの分子構造を変え、副作用を抑えた成分。毛乳頭を活性化して発毛を促進するため、育毛剤に配合される。
コメ発酵液 コメヌカを発酵させて抽出されるエキス。保水性を持ち、水分蒸発を防ぐことで保湿作用が期待できる。
加水分解アナツバメ巣エキス 東南アジアに生息するアナツバメの巣を酵素で加水分解して抽出されるエキス。肌のキメを整え、ハリや弾力を与える作用が期待できる。
プラセンタエキス 主にブタの胎盤から抽出されるエキス。多様な成分が含まれており、保湿作用がアンチエイジング効果が期待できる。
加水分解ウマ羊膜エキス いわゆる馬プラセンタ。酵素で加水分解して作られる。ブタのプラセンタと同じく、保湿作用やアンチエイジン効果が期待できる。
ヒトオリゴペプチド-1 53ものアミノ酸から構成されるペプチド。表皮再生増殖因子と呼ばれ、皮膚表皮のアンチエイジングに欠かせない成分として、美容業界から注目される成分。
ヒトオリゴペプチド-13 154ものアミノ酸から構成される増殖因子。体内にも存在し、コラーゲン生成と深い関わりがあり、年齢とともに減少する。皮膚真皮層のアンチエイジングに欠かせない成分として、美容業界から注目される。
ヒトオリゴペプチド-5 角質細胞の増殖因子。毛母細胞に働きかけ、毛母細胞の増殖や分裂を促進する作用がある。発毛促進因子とも呼ばれ、ヘアケア業界から注目される。
ピロクトンオラミン フェノキシエタノールを原料に作られる抗菌剤で医薬品成分に分類される。頭皮のニオイの原因となる雑菌の繁殖を防ぎ、フケやかゆみに効果が期待できる。
グリチルリチン酸2K マメ科植物から抽出されるエキスにカリウムを結合して作られる。抗炎症作用が高く、医薬品成分に分類される。シャンプーに配合される場合には、カユミやフケに対して高い効果が期待できる。
サリチル酸 強い殺菌力を持った安息香酸誘導体。フケやかゆみの軽減に効果が期待できる。シャンプーには配合量の上限が制限されている。皮膚刺激性は高くなく、制限内の配合であれば安全性は高い。
クロレラエキス 単細胞植物であるクロレラを熱水で抽出して作られるエキス。アミノ酸やビタミン、ミネラルといった髪と頭皮が必要とする栄養素が多く含まれる。
セイヨウニワトコ花エキス レンプクソウ科の植物から抽出されるエキス。アンファーによる検証で、クロレラエキスとセイヨウニワトコ花エキスの併用によって、頭皮の脂肪酸増殖作用が認められた。頭皮に厚みをもたせることで、毛包がより深くなり、抜けにくい毛髪が育ちやすくなる作用が期待できる。
クズ根エキス マメ科の植物から抽出されるエキス。保湿効果があるため化粧品にも配合される成分。また、毛乳頭細胞の増殖促進する作用が実験から明らかになっており、育毛効果が期待できる。
グアバ葉エキス フトモモ科の植物から抽出されるエキス。タンニンが豊富に含まれ、アンチエイジング効果が期待できる。
ホウセンカエキス ツリフネソウ科の植物から抽出されるエキス。5α-リダクターゼの抑制作用が確認されており、抜け毛予防効果が期待できる。
ソウパルメット果実エキス 北米のヤシ科の植物から抽出されるエキス。「植物性のカテーテル」という別名も持ち、男性の抜け毛に強い影響を与える5α-リダクターゼの活性を阻害する働きがある。抜け毛予防が期待できる。
オタネニンジン根エキス ウコギ科の植物から抽出されるエキス。血行促進効果があることで長年知られていたが、2013年になりヘアサイクルが短くなる酸化ストレスを抑制する作用があることがわかり、薄毛改善効果が期待できる。
ミロタムヌスフラベリフォリアカルス培養エキス 復活の木とも呼ばれる南アフリカ砂漠地帯の植物から培養されるエキス。高い保水性と保湿性を持っており、保湿効果が期待できる。
イリス根エキス
アヤメ科の植物から抽出されるエキス。保湿作用や肌を引き締める収れん作用が期待できる。
マンダリンオレンジ果皮エキス ミカン科の植物から抽出されるエキス。保湿作用や収れん作用が期待できる。
ヒドロキシプロピルキトサン エビやカニなどの殻から作られる天然ムコ多糖類。毛髪に対して非常に高い親和性を持ち、保湿成分として注目されている。手術用の縫合糸として使われるなど、安全は高い。
加水分解シルク カイコガの繭から得られる絹繊維を加水分解して作られる可溶性シルク。サラリとした質感が特徴で、乾燥の原因となる皮膚のバリア機能を正常に戻す作用が期待できる。
酢酸ファルネシル 酢酸から作られるエステル。主に香料として配合される。
ファルネソール バラやレモングラスなどに含まれる芳香性の有機化合物。香料として配合される。
トリ酢酸パンテニル ヤシなどから作られるエステル。皮膚の新陳代謝を促進する作用が期待できる。
ポリクオタニウム-10 水溶性のカチオン化セルロース。帯電防止効果があり、アミノ酸系界面活性剤と組み合わせることで、洗い上がりのきしみ感を軽減できる。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。
デシルグルコシド 主にベビーシャンプーなどに配合される非イオン性界面活性剤。植物由来で生分解性があるのが特徴。頭皮や髪への刺激が少なく、安全性は高い。
エチルヘキシルグリセリン グリセリンなどから作られるエーテル。保湿作用や、抗菌作用のために洗い流さない化粧品にも配合される成分。
ウンデシレン酸
ひまし油に由来する不飽和脂肪酸。抗菌作用があるとされており、医薬品にも配合される。
クエン酸 柑橘類などに含まれる有機酸。pH調整のために配合される。
エチドロン酸 金属イオンの働きを抑制するキレート剤として配合される水溶性成分。10年以上の使用実績があり、安全性は高いとされている。
カプリロイルグリシン 脂質アミノ酸などから作られる抗菌成分。皮膚刺激性が低く、安全性は高い。
ペンチレングリコール 抗菌性を持つアルコールの一種。保湿作用も持ち、洗い流さない化粧品にも配合されるなど、安全性は高い。
酸化Mg マグネシウムの酸化物。消臭効果やペーハー調整剤として配合される。
デキストラン ショ糖を醗酵して作られる水溶性の多糖類。保水力があり、保湿効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。
デキストリン デンプンを加水分解して得られる成分。増粘成分としてシャンプーに配合される。食品にも使用できる成分であり、安全性は高い。
ポリ-ε-リシン とうもろこしなどを醗酵させて作られるポリマー。天然の保湿成分や、その他防腐剤の量を減らすための抗菌剤として配合される。生分解性のある成分で安全性は高い。
フェノキシエタノール 芳香族アルコールの一種。玉露にも含まれる成分で、製品の抗菌や防腐作用のために配合される。
BG ブチレングリコールの略。保湿作用や液剤の抗菌・防腐作用のために化粧品からヘアケア製品まで幅広い製品に配合される。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。
香料 香り付けのための成分。
スカルプDディグニティの成分解析結果
  • 洗浄力:★ ★ ☆
  • 洗浄成分の安全性:★ ★ ★
  • 育毛成分:★ ★ ★
  • 保湿力:★ ★ ☆
  • その他の成分の安全性:★ ★ ☆
  • 特徴:
    配合されている成分を見ると、高いだけあり全方位的な成分配合。特に育毛成分に関しては、スカルプシャンプーの中でもトップクラス。
    唯一、フケやかゆみに効果のある殺菌成分が複数配合されているので、敏感肌の方や乾燥肌の方は超チェック。

1万円という価格を考えると、誰にでも勧められるスカルプシャンプーではありませんが、中身は間違いなくトップクラスに贅沢な育毛成分を配合したスカルプシャンプーです。

スカルプDディグニティは値段も中身もゴージャス

スカルプDディグニティのボトルと他のスカルプシャンプー

スカルプDで最高峰ラインのスカルプDでディグニティを実際に使用してみました。

高いだけあり、スカルプDの薬用スカルプシャンプーよりもかなり期待できる成分配合です。

1万円という定価で続けていけるかどうかは別として、スカルプシャンプーもここまでできるんだというような頂点を見させてくれる贅沢なシャンプーでした。

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