
毎回のように大手メディアや雑誌のスカルプシャンプー特集で取り上げられるチャップアップシャンプー。
利用するか考えている方の中にも「本当にそんなに効果があるの?」と疑問に感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際に配合されている全成分の解析と、使用してみたレビューでチャップアップシャンプーを“丸裸”にしてみたいと思います。
口コミ評判ではわからない長所・短所まで確認するのにお役立てください。
コンテンツ
チャップアップとは
チャップアップは、「コンプレックスなく明るい世界を」をコンセプトにスキンケアやオーラルケアなどの医薬部外品を取り扱う株式会社ソーシャルテックが展開するスカルプケアシリーズです。
株式会社ソーシャルテックは2012年設立の会社なので、そこまで歴史は古くありませんが、すでにチャップアップ製品は累計400万本以上売り上げるなど非常に人気は高いです。
チャップアップシリーズは…
以上の4種類がメインラインナップです。
すべて毛髪の専門家である毛髪診断士が開発を担当しているのが特徴。
今回は、中でも人気の高いチャップアップシャンプーの使用レビューをお届けします。
- 会社名:株式会社ソーシャルテック
- 住所:東京都新宿区西新宿7-7-30 小田急西新宿O-PLACE 5F
- 設立:2012年10月
- 社員数:87名
- 電話番号:0120-958-303
- 営業時間:平日 10:00~19:00
- メールアドレス:info@chapup.jp
チャップアップシャンプーの3つの特徴
後ほどチャップアップシャンプーに含まれてている全52成分の解析結果をご紹介しますが、まずは簡単にチャップアップシャンプーの3つの特徴についてご紹介したいと思います。
特徴1:アミノ酸洗浄成分のマイルドな洗い心地
シャンプーで一番配合量が多いのは水で全体の約6割~7割を占めます。
そして次に多いのが2割~3割を占める界面活性剤と呼ばれる洗浄成分です。
その他のエッセンシャルオイルなどの成分は全体の1割程度にしかなりません。
そのためスカルプシャンプーの品質を確認するのに一番重要なのが“どんな界面活性剤を配合しているか”です。
チャップアップシャンプーに配合されている主要な洗浄成分は以下の5つです。
- コカミドプロピルベタイン
これまでベタイン系に分類されてきましたが、最近ではアミノ酸系に分類される事が多い両性界面活性剤。
分類はどちらにせよ、特徴はキメの細かい泡質と高いヘアコンディショニング作用。ほとんどのサロンシャンプーに配合されている洗浄成分です。 - ラウロイルメチルアラニンNa
ラウリン酸とアミノ酸を合成して作られるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。起泡性に優れるため両性界面活性剤と併せて配合されることが多い。どちらかというと補助剤としての配合。
- ココイルグルタミン酸Na
ヤシ油から作られるアミノ酸系界面活性剤の中で最も評判の良い洗浄成分。頭皮や毛髪に対して刺激が少なく、マイルドな洗い上がり。 - コカミドメチルMEA
ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。こちらも起泡性のための補助剤としての配合。 - コカミドMEA
ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。補助剤として陰イオン界面活性剤と組み合わせることで、洗浄性・泡立ち・泡のきめ細やかさを強化できる。
チャップアップシャンプーの洗浄成分に対する評価
*コカミドプロピルベタインをベタイン系と呼ぶかアミノ酸系と呼ぶか賛否があります。
全体的なチャップアップシャンプーの洗浄成分のバランスは非常にマイルドな洗い上がりにこだわった設計になっています。
「ノンシリコンシャンプーは泡立ちがイマイチ…」という印象を持っている方が多いと思いますが、チャップアップシャンプーは頭皮の皮脂量に関わらず、泡立ちがよく、きめ細かいホイップクリームのような泡が簡単に作れるのでシャンプーしていても気持ちがいいです。
組み合わせている洗浄成分の洗浄力から、「朝髪を洗って昼過ぎにはベタベタしてる…」みたいな超脂性肌タイプの方だと若干洗浄力が物足りないかもしれませんが、乾燥肌~脂性肌タイプの方まで幅広く安心して使用できます。
特徴2:髪にやさしい有用成分配合
もちろんチャップアップシャンプーには、他のスカルプシャンプーと同じく発毛を促進するような成分は配合されていません。
ただし、頭皮環境を整えて健やかな毛髪を手に入れるための第一歩としては十分過ぎる贅沢な成分配合が特徴です。
一部ですが配合成分をご紹介します。
フケやカユミに効果的な成分
- フィチン酸
- 酸化銀
- ユキノシタエキス
- ゴボウ根エキス
など
血行促進に効果的な成分
- ショウガ根茎エキス
- グルコシルヘスペリジン
- ウメ果実エキス
チャップアップシャンプーはリニューアルされて植物エッセンスが22種類から43種類に増加。
さらに洗い上がりのしっとり感が改良されています。
また、全成分を解析してみると、意外と頭皮や髪のニオイを軽減する天然の抗菌作用を持った成分も多く配合されています。
20代後半以降の男性の方で“頭のニオイ”にお悩みなら、効果をすぐに実感できると思います。
特徴3:使用し続けるコストは決して一番安いわけではない…
チャップアップシャンプーを使っていて、配合されている成分や使い心地にはほとんど不満はありませんが、唯一残念なのがコストパフォーマンスです。
スカルプシャンプーの価格の目安としてよく「○円/ml」と表記されます。
チャップアップシャンプーに関しては、300mlで定期購入の割引を使用しても3,280円なので、1mlあたりの価格は10.93円/mlとなります。
男のスカルプべすとでも、これまで30種類以上のスカルプシャンプーを検証してきましたし、個人的にも10年以上スカルプシャンプーを愛用し続けていますが、「1mlあたりの価格が10円を超えるスカルプシャンプーは使い続けるのがキツイ…」というのが正直な感想です。
良いスカルプシャンプーは何年も使い続けるので、コストパフォーマンスは結構重要な要素だと思います。
実際に男のスカルプべすとで人気の高いスカルプシャンプーの価格と比較してみましょう。
名前 | チャップアップシャンプー | ケフトルアミノシャンプー | ヘアリプロ |
容量 | 300ml | 500ml | 370ml |
定価 | 5,300円 | 4,400円 | 3,960円 |
定期購入 | 3,280円 | 3,740円 | 3,366円 |
1mlあたり | 10.93円 | 7.48円 | 9.09円 |
1mlあたりの価格で比べてみると、ヘアリプロやケフトルEXアミノシャンプーなど、ほかの人気スカルプシャンプーと比べると少し割高感が否めないですね…。
ただし…
- 他のスカルプシャンプーで頭皮が乾燥気味になって悩んでいる…
- チャップアップの育毛ローションやサプリメントなどと組み合わせて利用したい
- スカルプケアに1ヶ月3,000円くらいなら全然許容範囲!
という方には、間違いなく優れたスカルプシャンプーと言えます。
チャップアップシャンプーの使用感をレビュー
ここからは、チャップアップシャンプーを実際に使用したレビューをご紹介します。
注文してから約4日ほどで自宅にチャップアップシャンプーが届きました。
ダンボールには“チャップアップ”や“スカルプシャンプー”みたいな表記は一切なく、送り主もチャップアップではなく会社名の『ソーシャルテック』になっています。
チャップアップはテレビや雑誌でもよく取り上げられますが、製造会社であるソーシャルテックの名前を知っている方はほとんどいないですよね。
「できたら家族にはバレないようにスカルプケアをはじめたい…」という方でも利用しやすいようにプライバシーに配慮されています。
チャップアップシャンプーのほかに、正しいシャンプー方法や、チャップアップシャンプーや育毛ローションで新たに配合されるようになった新素材“ジンゲルシックス®”の紹介などのパンフレットが同封されていました。
*ジンゲルシックスは、高知県四万十産の赤生姜から作られるそうです。
ラインの公式アカウントがあるみたいで、毛髪診断士との1対1のチャットもできるとあったのですが、登録してみたところAIで質問に答えていくとおすすめの商品を勧めてくれる程度で、あまり意味はないかなという印象です。
シャンプーを手に出してみると、テクスチャはしっかりと粘性があります。
色はほぼ無色透明です。
香りは“フレッシュグリーン”と説明書にありましたが、青りんごのような香りがします。
イメージ的には100%りんごジュースとリアルゴールドを足して2で割ったような香りです。
ノンシリコンシャンプーとは思えないくらい泡立てやすく、クリーミーでもちもちとした泡質です。
髪を洗っても包み込んでくれるみたいで、シャンプー後に成分を浸透させるために2分ほどそのままにしておきましたが、垂れ落ちてくるようなことはありません。
洗浄成分の配合をみても、チャップアップシャンプーはこの泡質にかなりこだわっているのがわかります。
ちょっとお見苦しいのですが、チャップアップシャンプーを使った後の私の頭皮の状態です。
配合されている洗浄成分などの成分を確認して「マイルドそうだな…」というイメージでしたが、期待を裏切らないイメージ通りの洗い心地でした。
皮脂汚れが落とせないほど洗浄力が低いわけではなく、画像ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、皮脂汚れやスタイリング剤が詰まりやすい毛穴部分の汚れもきれいに落とせているのがわかります。
いわゆる500円前後で販売されているような高級アルコール系の洗浄成分をメインにした“根こそぎ必要な皮脂まで削ぎ落とす系”のスカルプシャンプーとは全く違う次元の使い心地です。
髪質にもよるのかもしれませんがしっとりと仕上がるので、男性ならコンディショナーは必要ないという方が多いと思います。
- 乾燥肌・敏感肌でマイルドなスカルプシャンプーを探している
- ノンシリコンでも泡立ちが良くて洗いやすいシャンプーが良い
- 頭皮や髪への刺激を抑えて、抜け毛予防に備えたい
という方には、ちょっと高めではありますが、おすすめできる高性能スカルプシャンプーです。
関連記事チャップアップシャンプーの使い方と洗い方の3つのポイント
チャップアップが一番安く購入できるのは?
チャップアップシャンプーの配合成分が良いのは確かですが、価格は決して安くはありません。
できる限りリーズナブルに試せるように、ネット通販などの販売価格を比較してみます。
- チャップアップシャンプーの定価:4,600円
- Amazon 5,300円&送料無料
- 楽天市場 5,300円&送料無料
- 公式ショップ 通常購入 4,600円+送料700円=5,300円
- 公式ショップ 定期購入 3,280円&送料無料1,320円OFF
*2021/05/10時点の参考価格。現在の価格は各サイトにてご確認ください。
チャップアップの定価は4,600円ですが、大手のネット販売店だと、どこも“定価+送料”が販売価格になっています。
ただし、Amazonも楽天市場も頻繁にポイント還元セールを実施しているので、もしタイミングが合えば活用するとお得に購入できます。
また、シャンプーは継続して使用するものなので、「できるだけリーズナブルに購入したい!」という方は、公式ショップの定期購入を利用するのが最安で、1本3,280円と1,320円も安い価格で購入できます。
ただ、「いきなり定期購入は不安…」という方もいらっしゃると思います。
そこで定期購入に関するQ&Aも簡単にまとめてみました。

男のスカルプべすとでは、購入回数縛りのあるスカルプシャンプーは勧めていません。
チャップアップの口コミ評判について
実際にチャップアップシャンプーの特徴についてご紹介しましたが、他の利用者の方の口コミ評判もご紹介したいと思います。
流石の人気スカルプシャンプーだけあって、ネット通販を合わせると約2,000件の口コミが寄せられています。
それぞれの満足度を見ると…
- Amazon ☆5つ中4.1
- 楽天市場 ☆5つ中4.47
と平均評価はかなり高いです。
実際にいくつか見てみましょう。
*公平性のために、チャップアップ公式サイトの口コミは含めていません。

使い始めての実感
使用してみて抜け毛などのペースの違いはまだ分かりませんが、髪のボリュームやシャンプー後は1日間、これまでより頭皮の脂ぎった感じが無くなりサッパリ感が続く実感があります。
更に続けていけば良い変化が出てきそうな気持ちがしています。

満足しています
髪が脂っぽくペタっとなったり、頭皮の臭いが気になったりしていました。
また、もともと薄毛ということもあり、地肌が目立つのも気になっていました。
肌が弱いので、シャンプーや育毛剤を変えることで痒みが出たりしないか心配しておりましたが、
キャッチアップは痒みなどもでず、頭皮の臭いや髪がベタつく悩みが軽減したように思います。
今はこちらのシャンプーと育毛剤を併用していますが、どちらも使いやすく、肌トラブルも出ていないため満足しています。

- 髪のボリュームアップ
- 頭のニオイ対策
- フケやカユミの軽減
と3つの効果を実感している方の口コミが多いようです。
チャップアップシャンプーに関するQ&A
ここではチャップアップシャンプーについてよく寄せられる質問についてまとめてお答えしたいと思います。
答えは残念ながらNOです。育毛には…
・頭皮環境を整える
・抜け毛を減らす
・発毛を促進
という3つのタイプがありますが、チャップアップシャンプーで対応できるのは頭皮環境を整えるのと抜け毛予防までです。
つまり現状維持が限界です。発毛を促進して薄毛を改善したいという方は、チャップアップ育毛ローションなど、発毛促進成分が配合された育毛剤との併用が必要になります。
*ちなみにチャップアップ(CHAPUP)では育毛ローションとシャンプーのセットで割引が適用されます。
また、保湿成分がかなり贅沢に配合されているため、基本的にトリートメントも必要ありません。ただし、ダメージヘアの方やロングヘアの方など、洗い上がりが気になる方はトリートメントを使用しても特に問題ありません。
チャップアップシャンプーはノンシリコンシャンプーのため、使い始めは髪にそれまで付着していたシリコンが剥がれてキシミを感じる方が多いです。一般的には2週間くらい使い続けると、キシミが軽減されて髪本来の柔らかさや艶を感じやすくなります。
*シリコンは育毛成分が頭皮に吸収されるのも妨げるため、スカルプケアを考えている方はノンシリコンシャンプーの使用をおすすめします。
チャップアップシャンプーの全成分解析
チャップアップシャンプーの特徴についてご紹介してきましたが、最後にシャンプーに含まれる全成分の解析結果も確認してみましょう。
全52成分も含まれているため、かなり長いです。
最後に気になる成分についてまとめているのでご確認ください。
成分名 | 成分の解析 |
水 | シャンプーの分量の内、約60%~70%は水。 |
コカミドプロピルベタイン | ヤシ油から作られるアミノ酸系(またはベタイン系)両性界面活性剤。キメの細かい泡質とヘアコンディショニング作用が特徴でアミノ酸系シャンプーによく配合される。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ラウロイルメチルアラニンNa | ラウリン酸とアミノ酸を合成して作られるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。起泡性に優れるため両性界面活性剤と併せて配合されることが多い。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
コカミドメチルMEA | ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。コカミドメチルMEA自体の洗浄性は高くないが、起泡性・増泡性に優れるため、補助剤として配合される事が多い。頭皮や髪への刺激は少なく安全性は高い。 |
グリセリン | 古くから保湿剤として使われてきた3価アルコール。頭皮の保湿効果やシャンプー液の増粘効果が期待できる。 |
コカミドMEA | ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。陰イオン界面活性剤と組み合わせることで、洗浄性・泡立ち・泡のきめ細やかさを強化できる。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
香料 | 香り付けのために添加される。 |
ポリクオタニウム-6 | 水溶性のカチオン性高分子。帯電防止効果があり、アミノ酸系界面活性剤と組み合わせることで、洗い上がりのきしみ感を軽減できる。20年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
PEG-32 | ポリエチレングリコールの一つ。増粘効果や吸湿作用があるため保湿効果のためにシャンプーに配合される。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
PEG-6 | ポリエチレングリコールの一つ。増粘効果や吸湿作用があるため保湿効果のためにシャンプーに配合される。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。ただし、低分子なため、皮膚刺激が起こる可能性は0ではありません。以前に化粧品などでかぶれたことがある方は要パッチテスト。 |
ココイルグルタミン酸Na | ヤシ油から得られる脂肪酸とグルタミン酸で作られるアミノ酸系の陰イオン界面活性剤。頭皮や毛髪に対しての刺激が少なく、アミノ酸系シャンプーによく配合される成分。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
トリイソステアリン酸PEG-20水添ヒマシ油 | 水添ヒマシ油の脂肪酸を使って作られる非イオン界面活性剤。水溶性の成分と油性の成分を混合させる際に乳化のために配合される。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ポリクオタニウム-53 | 水溶性ポリマーの一つ。毛髪保護作用や水分保持による保湿作用があるため、ヘアケア製品によく配合される。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
安息香酸Na | 水に溶けにくい安息香酸にナトリウム塩を加えて溶けやすくした水溶性の安息香酸ナトリウム塩。主に防腐剤・保存剤として使用される。食品にも添加が許されており、シャンプーへの配合では安全性は高い。 |
クエン酸 | 柑橘類などに含まれる有機酸。pH調整のために配合される。 |
ペンテト酸5Na | ナトリウム塩の一種。製品内で金属イオンの働きを抑えて、起泡性を安定させるために配合される。10年以上の使用実績があり、試験でも皮膚刺激性はなく、安全性は高い。 |
エタノール | 揮発性の一価アルコール。抗菌作用や防腐作用により、製品を安定させるために配合される。50年以上の使用実績があり、シャンプーへ添加される微量では刺激性は極めて低く、安全性は高い。 |
カンゾウ根エキス | マメ科の植物から抽出されるエキス。天然の抗アレルギー・抗炎症作用があり、カユミやフケの軽減が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
オウレン根エキス | キンポウゲ科の植物から抽出されるエキス。漢方としても古くから使われ、常在菌のバランス保持による抗菌作用が期待できる。医薬品にも配合され、安全性は高い。 |
グリチルリチン酸2K | マメ科植物から抽出されるエキスにカリウムを結合して作られる。抗炎症作用が高く、医薬品成分に分類される。シャンプーに配合される場合には、カユミやフケに対して高い効果が期待できる。 |
メチルグルセス-20 | グルコースから作られる水溶性エーテル。高い保湿作用があり、頭皮柔軟化作用も期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
ラウリン酸ポリグリセリル-10 | ラウリン酸から作られる非イオン界面活性剤。主に起泡性と泡質改善のための補助剤として陰イオン界面活性剤と組み合わせて配合される。40年以上の使用実績があり、洗い流さない化粧品にも配合されるなど、安全性は高い。 |
グルコシルルチン | 柑橘類などに含まれるルチンの水溶性を高めた酵素処理ルチン。抗酸化力が高く、頭皮のコラーゲン保護作用が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
グルコシルヘスペリジン | 柑橘類に含まれるポリフェノールにグルコースを加えて水溶性を高めた糖転移エーテル。保水による保湿性や血行促進効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
PPG-3カプリリルエーテル | カプリリルアルコールを使って作られる合成ポリマー。髪への吸着力が高く、併せて配合される毛髪補修成分の効果を持続させる作用が期待できる。安全性は高いが、敏感肌の方で極稀に刺激を感じる事がある。 |
ショウガ根茎エキス | ショウガ科の植物から抽出されるエキス。血行促進効果や毛髪成長速度を早める効果があり、育毛作用が期待できる。 |
セバシン酸ジエチル | ヒマシ油から作られる油溶性のエステル。保湿作用と頭皮への浸透性があるのが特徴で、他の有用成分が頭皮に吸収されるのを促進する効果が期待できる。ヒマシ油が原料になっており、安全性は高い。 |
グリシン | 体内にも存在するアミノ酸の一種。菌を抑える静菌効果が高く、医薬品にも配合される。 |
フィチン酸 | 玄米などに含まれるエステル。強力なキレート作用があり、製品の金属イオンによる影響を抑え、品質安定化のために配合される。またシャンプーに配合される場合には、皮脂抑制効果も期待できる。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
酸化銀 | 銀の酸化物。非常に高い抗菌・消臭作用があり、頭皮のニオイ予防や雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できる。使用実績が長く、洗い流さない化粧品にも配合されるなど、安全性は高い。 |
PPG-7 | 多価アルコールの水溶性成分。ヘアケア用品によく配合され、保湿剤としての作用が期待できる。安全性は高いが、目に入ると刺激性があるため注意。 |
クエン酸Na | クエン酸を炭酸ナトリウムで中和してナトリウム塩。pH値の調整のために配合され、クエン酸と同じく安全性は高い。 |
塩化Na | いわゆる塩。非イオン界面活性剤に加えることで製品の粘性が上がるため、増粘調整のために配合される。安全性は高い。 |
ユキノシタエキス | ユキノシタ科の植物から抽出されるエキス。高い抗炎症作用があり、フケやカユミの軽減効果が期待できる。 |
ゴボウ根エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。欧米では皮膚疾患に昔から使われ、フケを軽減する効果が期待できる。頭皮ケア製品によく配合される成分。 |
ウメ果実エキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。抗酸化作用や血流改善作用があるため、育毛剤にもよく配合される。安全性は高い。 |
アルテア根エキス | アオイ科の植物から抽出されるエキス。頭皮の保湿や柔軟作用が期待できる。安全性は高い。 |
トウキンセンカ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。優れた消炎作用があり、頭皮のカユミや赤みに効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
セイヨウサンザシ果実エキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。頭皮を引き締める収れん作用による保湿効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
セージ葉エキス | シソ科植物から抽出されるエキス。高い抗酸化作用によるアンチエイジング効果と抗炎症作用によるカユミ防止効果が期待できる。 |
カミツレ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。いわゆるカモミールとしてハーブティーとしても親しまれている。天然の抗菌作用や血行促進作用が期待できる。安全性は高い。 |
ラベンダー花エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。民間療法で火傷の際に昔からよく使われ、抗菌作用や抗炎症作用などがあることがわかっている。 |
ローズマリー葉エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。「若さを取り戻すハーブ」として昔から知られている。高い抗酸化作用があり、頭皮のアンチエイジング効果が期待できる。 |
タチジャコウソウ花/葉エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。紀元前から知られ、天然の抗菌作用があり、フケやカユミの軽減効果が期待できる。 |
サトザクラ花エキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。老化と関係のあるタンパク質と糖の結合を防ぐ抗糖化作用があり、毛根を老化から保護する効果が期待できる。育毛剤などにも配合される成分。 |
サガラメエキス | 海藻から抽出されるエキス。保湿効果に優れ、天然保湿因子であるNMFの元になる成分産出を促進する働きがある。シャンプーだけでなく、スキンケア用品などにも保湿成分として配合される。 |
ドクダミエキス | ドクダミ科の植物から抽出されるエキス。天然の抗菌作用があることで知られ、フケやカユミに効果が期待できる。 |
レモン果実エキス | ミカン科の植物から抽出されるエキス。頭皮を引き締める収れん作用がある。肌を引き締めることで水分蒸発を防ぐ保湿作用が期待できる。 |
マタタビ果実エキス | マタタビ科の植物から抽出されるエキス。薬用酒にも用いられ、シャンプーに配合される場合には抗炎症作用・皮膚の新陳代謝活性化・保湿作用といった効果が期待できる。 |
γ-ドコサラクトン | エルカラクトンとも呼ばれる日本企業が開発した毛髪のアンチエイジング成分。傷んだ毛髪の修復する作用があり、持続性も高いのが特徴。ナタネ由来で安全性は高い。 |
キュウリ果実エキス | ウリ科の植物から抽出されるエキス。保湿作用だけでなく、カユミを抑える止痒効果も高く、フケやカユミに効果を期待できる。 |
アスコルビン酸 | いわゆるビタミンC。コラーゲンの合成促進による抗老化作用が期待できる。 |
リンゴ酸 | バラ科の植物から抽出されるエキス。ピーリング作用でスキンケア用品に配合されるが、シャンプーの場合pH値調整の役割もある。 |
- 洗浄成分の安全性:★ ★ ★
安全性の高い非常にマイルドな配合バランス。どんな髪質でも使用OK。 - 防腐剤などの安全性:★ ★ ★
パラベンなどの石油系防腐剤は使用しておらす、敏感肌の方や子供へも使用OK。 - その他の成分の安全性:★ ★fa-star-half-empty
PEG-6などの低分子成分も配合されていますが、皮膚刺激を感じることは非常に稀。安全に注意した成分配合。
完全なシャンプーはないので、「以前にシャンプーで肌荒れを起こした」「シャンプーで頭皮が赤くなってしまった」なんて経験のある方は事前にパッチテストすることをおすすめしますが、基本的にほぼすべての方が安心して使える安全性の高いシャンプーと言えます。
チャップアップで早めにスカルプケアを始めよう
スカルプシャンプーの中でも非常に人気の高いチャップアップシャンプー。
実際に購入して使用してみたレビューや口コミ評判、全成分の解析などできるだけ細かくご紹介しました。
ちょっと高いのはデメリットですが、毛髪診断士が開発に関わっているだけあり、頭皮や髪について悩んでいる方は安心して使用をおすすめできるスカルプシャンプーです。