スカルプシャンプーでも特に人気の高いチャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプー。
どちらのスカルプシャンプーにするかで迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の特集ではチャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの…
- 配合されている成分
- 実際の使用感
- コストパフォーマンス
の3つの比較情報をご紹介します。
それぞれのスカルプシャンプーの使用レビューや全成分解析など、詳しい情報はレビュー記事もご確認ください。
コンテンツ
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの概要比較
まずは、両方のスカルプシャンプーの簡単にまとめた比較情報をご紹介します。
チャップアップ シャンプー |
プレミアム ブラックシャンプー |
|
洗浄成分 |
|
|
洗浄力 | ★★☆ | ★★★ |
安全性 | ★★★ | ★★☆ |
育毛力 | ★★☆ | ★★☆ |
内容量 | 300ml | 400ml |
価格 | 4,180円+送料660円 | 5,184円+送料540円 |
定期価格 | 3,280円 | 4,752円+216pt円 |
1mlあたり | 10.9円 | 11.3円 |
1月あたり | 1,093円 | 1,134円 |
頭皮タイプ | 乾燥~脂性 | 脂性~超脂性 |
詳細 |
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーは、どちらもアミノ酸系とベタイン系というココヤシや砂糖大根を原料とした界面活性剤を使用しています。
しかし、配合されているアミノ酸界面活性剤の種類が異なるため、チャップアップシャンプーの洗浄力はマイルドで、プレミアムブラックシャンプーの方はオイリーな方向けです。
価格はどちらも似たような価格帯と言えます。
定期購入で割引が適用されますが、どちらも購入回数の縛りのようなものはないので、もし頭皮に合わなければ1回で解約しても問題ありません。
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの成分比較
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーに配合されている成分についても詳しく比較した情報をご紹介します。
界面活性剤(洗浄性成分)の違い
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーはどちらもアミノ酸系とベタイン系を組み合わせた配合ですが、使われているアミノ酸系界面活性剤の種類で洗浄力に差があります。
- チャップアップシャンプーの洗浄成分
・コカミドプロピルベタイン
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルグルタミン酸Na - プレミアムブラックシャンプーの洗浄成分
・コカミドプロピルベタイン
・ココイルグリシンK
・ラウリルグルコシド
主要洗浄成分は、どちらもコカミドプロピルベタイン。
ヤシ油から作られるベタイン系洗浄成分で、頭皮刺激が少なく、洗浄力はマイルド、泡のキメが細かくなるのが特徴。
チャップアップシャンプーは、ベタイン系にラウロイルメチルアラニンNaとココイルグルタミン酸Naを組み合わせています。
これはマイルドなアミノ酸系の王道のような組み合わせで、頭皮刺激を最大限抑えてしっとりと洗い上げるためのバランスです。
そのためチャップアップシャンプーは、乾燥肌~脂性肌の方まで幅広く安心して使えます。
ただし、超脂性肌や脂漏性の頭皮トラブルを抱えている方には、少し洗浄力不足かもしれません。
プレミアムブラックシャンプーはベタイン系にココイルグリシンKというアミノ酸系洗浄成分を配合してます。
ココイルグリシンKは、構造が石けんに似ていて、頭皮刺激性はアミノ酸系のマイルドさで、洗浄力は石けん系並というアミノ酸系と石けん系の良いところ取りのような界面活性剤です。
配合成分を見ると、プレミアムブラックシャンプーは頭皮刺激を最低限抑えて、しっかりとした洗浄力でさっぱり洗い上げるためのバランスです。
そのため、プレミアムブラックシャンプーは脂性肌~超脂性肌の方のオイリーな頭皮もすっきりきれいにしてくれる、アミノ酸シャンプーの中でも洗浄力が強い部類のスカルプシャンプーです。
そのため選び方としては…
- チャップアップシャンプー:頭皮と髪をマイルドに洗い上げたい
- プレミアムブラックシャンプー:オイリーだから普通のアミノ酸シャンプーでは物足りない
と選ぶと、よりスカルプケア効果が実感しやすいです。
育毛成分の違い
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーはどちらも高級スカルプシャンプーに分類されるので、育毛効果を期待して購入される方も多いと思います。
それぞれのシャンプーに配合されている成分を確認すると…
- チャップアップシャンプーの洗浄成分
・グリチルリチン酸2K
・ショウガ根茎エキス
・ウメ果実エキスなど - プレミアムブラックシャンプーの洗浄成分
・グリチルリチン酸2K
・オタネニンジンエキス
・センブリエキスなど
どちらにも医薬部外品ではありませんが、薬用成分であるグリチルリチン酸2Kが配合されているため、フケやかゆみに一定の効果が期待できます。
毛髪の成長や血行促進を促すような成分は、天然成分がメインになっています。効果はマイルドなもので、即効性はそこまで期待できません。
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーどちらにも、グリチルリチン酸2K以外に抗菌性・抗炎症作用のある天然成分が配合されているため、どちらかというと頭皮環境を整えることに特化したスカルプシャンプーと言えます。
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの使用感比較
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの使用感の違いについても比較してみましょう。
泡立ちの良さに関しては、どちらもアミノ酸シャンプーの中では比較的泡立てやすく、使用感は普通のシャンプーと変わりません。
プレミアムブラックシャンプーに関してはメントールが結構強くて、3分パックするようにと説明書に書いてありましたが、冬だとちょっと寒いです。
チャップアップシャンプーの方は、香りはアップル系であまりスカルプシャンプーっぽさは感じられません。
“いかにもスカルプシャンプー”みたいな香りや使い心地が好きな方は、プレミアムブラックシャンプーの方が良いかもしれません。
使い終わりの頭皮の状態
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーそれぞれを使い終わった後のスタッフの頭皮の様子です。
マイルドな洗浄力なので、余分な皮脂や汚れはしっかりきれいにしてくれますが、髪も頭皮も洗い上がりは潤いを保ったしっとりとした仕上がり。
チャップアップシャンプーで洗った後、数時間後も頭皮は乾燥していません。
洗い上がりはどちらかというとスッキリ系。
洗い上がりすぐは頭皮はしっとりと潤った状態でした。
ただし、試したスタッフの皮脂量がノーマルだったからと思われますが、数時間後には少し乾燥気味です。
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの価格比較
スカルプシャンプーは、効果が実感できれば長期間継続して使用するものです。
そのため、継続しやすいコストパフォーマンスが結構重要です。
実際にチャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーのそれぞれの価格や定期購入価格を比較してみましょう。
チャップアップ シャンプー |
プレミアム ブラックシャンプー |
|
通常価格 | 5,300円/本 | 5,830円/本 |
定期価格 | 3,280円/本 | 4,752円/本 |
まとめ買い価格 | 3,606円/本 (3本セット) |
3,960円/本 (3本セット+1本無料) |
詳細 |
チャップアップシャンプーの価格一覧
- 通常購入:4,600円+送料700円=5,300円
- 定期購入:3,280円+送料無料=3,280円(2,020円OFF)
- 3本セット:10,820円+送料無料=3,606円/本
- サプリメントセット:7,090円(4,070円OFF)
- 育毛ローションセット:8,880円(3,860円OFF)
高級スカルプシャンプーは、どこも定期購入になると割引が適用されるのが一般的ですが、チャップアップシャンプーはかなり割引率が高いのが特徴。
特に縛りなどはないので、リーズナブルに試したい方は活用しない手はないかと思います。
また、人気の高いチャップアップ育毛ローションやサプリメントとのセット販売でも定期があるのがプレミアムブラックシャンプーにはないメリットです。
プレミアムブラックシャンプーの価格一覧
- 通常購入:5,280円+送料550円=5,830円+240pt
- 定期購入:4,752円+送料無料=4,752円+216pt(1,078円OFF)
- 3本セット:15,840円+送料無料=3,960円/本*
*3本買うと1本無料のため
プレミアムブラックシャンプーも定期購入で購入すると10%ですが割引が適用されます。
また、毎回の注文で5%分のポイントが還元されるため、次回購入時に1pt=1円分として商品価格から割り引いてもらえます。
また、セット販売が定期購入よりリーズナブルな珍しいサービスがあります。
3本セットを買うと1本無料になり、1本あたりは3,960円です。
ただし、4本は男性だと約16ヶ月分くらいになるので、最初からこれだけの量を購入するのはハードルが高いかと…。
定期購入に縛りはないので、定期購入で1本試してみて、相性が合えば3本セットで長期で使うのがお得かと思います。
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの詳細比較
おおまかなチャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの違いについてはすでにご紹介しましたが、ここからは詳細な成分配合の違いなどについて比較してみましょう。
チャップアップシャンプーの成分配合
チャップアップシャンプーに含まれる全成分について確認してみましょう。
全52成分も含まれているため、かなり長いです。
最後に気になる成分についてまとめているのでご確認ください。
成分名 | 成分の解析 |
水 | シャンプーの分量の内、約60%~70%は水。 |
コカミドプロピルベタイン | ヤシ油から作られるアミノ酸系(またはベタイン系)両性界面活性剤。キメの細かい泡質とヘアコンディショニング作用が特徴でアミノ酸系シャンプーによく配合される。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ラウロイルメチルアラニンNa | ラウリン酸とアミノ酸を合成して作られるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。起泡性に優れるため両性界面活性剤と併せて配合されることが多い。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
コカミドメチルMEA | ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。コカミドメチルMEA自体の洗浄性は高くないが、起泡性・増泡性に優れるため、補助剤として配合される事が多い。頭皮や髪への刺激は少なく安全性は高い。 |
グリセリン | 古くから保湿剤として使われてきた3価アルコール。頭皮の保湿効果やシャンプー液の増粘効果が期待できる。 |
コカミドMEA | ヤシ脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。陰イオン界面活性剤と組み合わせることで、洗浄性・泡立ち・泡のきめ細やかさを強化できる。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
香料 | 香り付けのために添加される。 |
ポリクオタニウム-6 | 水溶性のカチオン性高分子。帯電防止効果があり、アミノ酸系界面活性剤と組み合わせることで、洗い上がりのきしみ感を軽減できる。20年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
PEG-32 | ポリエチレングリコールの一つ。増粘効果や吸湿作用があるため保湿効果のためにシャンプーに配合される。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
PEG-6 | ポリエチレングリコールの一つ。増粘効果や吸湿作用があるため保湿効果のためにシャンプーに配合される。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。ただし、低分子なため、皮膚刺激が起こる可能性は0ではありません。以前に化粧品などでかぶれたことがある方は要パッチテスト。 |
ココイルグルタミン酸Na | ヤシ油から得られる脂肪酸とグルタミン酸で作られるアミノ酸系の陰イオン界面活性剤。頭皮や毛髪に対しての刺激が少なく、アミノ酸系シャンプーによく配合される成分。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
トリイソステアリン酸PEG-20水添ヒマシ油 | 水添ヒマシ油の脂肪酸を使って作られる非イオン界面活性剤。水溶性の成分と油性の成分を混合させる際に乳化のために配合される。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ポリクオタニウム-53 | 水溶性ポリマーの一つ。毛髪保護作用や水分保持による保湿作用があるため、ヘアケア製品によく配合される。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
安息香酸Na | 水に溶けにくい安息香酸にナトリウム塩を加えて溶けやすくした水溶性の安息香酸ナトリウム塩。主に防腐剤・保存剤として使用される。食品にも添加が許されており、シャンプーへの配合では安全性は高い。 |
クエン酸 | 柑橘類などに含まれる有機酸。pH調整のために配合される。 |
ペンテト酸5Na | ナトリウム塩の一種。製品内で金属イオンの働きを抑えて、起泡性を安定させるために配合される。10年以上の使用実績があり、試験でも皮膚刺激性はなく、安全性は高い。 |
エタノール | 揮発性の一価アルコール。抗菌作用や防腐作用により、製品を安定させるために配合される。50年以上の使用実績があり、シャンプーへ添加される微量では刺激性は極めて低く、安全性は高い。 |
カンゾウ根エキス | マメ科の植物から抽出されるエキス。天然の抗アレルギー・抗炎症作用があり、カユミやフケの軽減が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
オウレン根エキス | キンポウゲ科の植物から抽出されるエキス。漢方としても古くから使われ、常在菌のバランス保持による抗菌作用が期待できる。医薬品にも配合され、安全性は高い。 |
グリチルリチン酸2K | マメ科植物から抽出されるエキスにカリウムを結合して作られる。抗炎症作用が高く、医薬品成分に分類される。シャンプーに配合される場合には、カユミやフケに対して高い効果が期待できる。 |
メチルグルセス-20 | グルコースから作られる水溶性エーテル。高い保湿作用があり、頭皮柔軟化作用も期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
ラウリン酸ポリグリセリル-10 | ラウリン酸から作られる非イオン界面活性剤。主に起泡性と泡質改善のための補助剤として陰イオン界面活性剤と組み合わせて配合される。40年以上の使用実績があり、洗い流さない化粧品にも配合されるなど、安全性は高い。 |
グルコシルルチン | 柑橘類などに含まれるルチンの水溶性を高めた酵素処理ルチン。抗酸化力が高く、頭皮のコラーゲン保護作用が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
グルコシルヘスペリジン | 柑橘類に含まれるポリフェノールにグルコースを加えて水溶性を高めた糖転移エーテル。保水による保湿性や血行促進効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
PPG-3カプリリルエーテル | カプリリルアルコールを使って作られる合成ポリマー。髪への吸着力が高く、併せて配合される毛髪補修成分の効果を持続させる作用が期待できる。安全性は高いが、敏感肌の方で極稀に刺激を感じる事がある。 |
ショウガ根茎エキス | ショウガ科の植物から抽出されるエキス。血行促進効果や毛髪成長速度を早める効果があり、育毛作用が期待できる。 |
セバシン酸ジエチル | ヒマシ油から作られる油溶性のエステル。保湿作用と頭皮への浸透性があるのが特徴で、他の有用成分が頭皮に吸収されるのを促進する効果が期待できる。ヒマシ油が原料になっており、安全性は高い。 |
グリシン | 体内にも存在するアミノ酸の一種。菌を抑える静菌効果が高く、医薬品にも配合される。 |
フィチン酸 | 玄米などに含まれるエステル。強力なキレート作用があり、製品の金属イオンによる影響を抑え、品質安定化のために配合される。またシャンプーに配合される場合には、皮脂抑制効果も期待できる。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
酸化銀 | 銀の酸化物。非常に高い抗菌・消臭作用があり、頭皮のニオイ予防や雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できる。使用実績が長く、洗い流さない化粧品にも配合されるなど、安全性は高い。 |
PPG-7 | 多価アルコールの水溶性成分。ヘアケア用品によく配合され、保湿剤としての作用が期待できる。安全性は高いが、目に入ると刺激性があるため注意。 |
クエン酸Na | クエン酸を炭酸ナトリウムで中和してナトリウム塩。pH値の調整のために配合され、クエン酸と同じく安全性は高い。 |
塩化Na | いわゆる塩。非イオン界面活性剤に加えることで製品の粘性が上がるため、増粘調整のために配合される。安全性は高い。 |
ユキノシタエキス | ユキノシタ科の植物から抽出されるエキス。高い抗炎症作用があり、フケやカユミの軽減効果が期待できる。 |
ゴボウ根エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。欧米では皮膚疾患に昔から使われ、フケを軽減する効果が期待できる。頭皮ケア製品によく配合される成分。 |
ウメ果実エキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。抗酸化作用や血流改善作用があるため、育毛剤にもよく配合される。安全性は高い。 |
アルテア根エキス | アオイ科の植物から抽出されるエキス。頭皮の保湿や柔軟作用が期待できる。安全性は高い。 |
トウキンセンカ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。優れた消炎作用があり、頭皮のカユミや赤みに効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
セイヨウサンザシ果実エキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。頭皮を引き締める収れん作用による保湿効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
セージ葉エキス | シソ科植物から抽出されるエキス。高い抗酸化作用によるアンチエイジング効果と抗炎症作用によるカユミ防止効果が期待できる。 |
カミツレ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。いわゆるカモミールとしてハーブティーとしても親しまれている。天然の抗菌作用や血行促進作用が期待できる。安全性は高い。 |
ラベンダー花エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。民間療法で火傷の際に昔からよく使われ、抗菌作用や抗炎症作用などがあることがわかっている。 |
ローズマリー葉エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。「若さを取り戻すハーブ」として昔から知られている。高い抗酸化作用があり、頭皮のアンチエイジング効果が期待できる。 |
タチジャコウソウ花/葉エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。紀元前から知られ、天然の抗菌作用があり、フケやカユミの軽減効果が期待できる。 |
サトザクラ花エキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。老化と関係のあるタンパク質と糖の結合を防ぐ抗糖化作用があり、毛根を老化から保護する効果が期待できる。育毛剤などにも配合される成分。 |
サガラメエキス | 海藻から抽出されるエキス。保湿効果に優れ、天然保湿因子であるNMFの元になる成分産出を促進する働きがある。シャンプーだけでなく、スキンケア用品などにも保湿成分として配合される。 |
ドクダミエキス | ドクダミ科の植物から抽出されるエキス。天然の抗菌作用があることで知られ、フケやカユミに効果が期待できる。 |
レモン果実エキス | ミカン科の植物から抽出されるエキス。頭皮を引き締める収れん作用がある。肌を引き締めることで水分蒸発を防ぐ保湿作用が期待できる。 |
マタタビ果実エキス | マタタビ科の植物から抽出されるエキス。薬用酒にも用いられ、シャンプーに配合される場合には抗炎症作用・皮膚の新陳代謝活性化・保湿作用といった効果が期待できる。 |
γ-ドコサラクトン | エルカラクトンとも呼ばれる日本企業が開発した毛髪のアンチエイジング成分。傷んだ毛髪の修復する作用があり、持続性も高いのが特徴。ナタネ由来で安全性は高い。 |
キュウリ果実エキス | ウリ科の植物から抽出されるエキス。保湿作用だけでなく、カユミを抑える止痒効果も高く、フケやカユミに効果を期待できる。 |
アスコルビン酸 | いわゆるビタミンC。コラーゲンの合成促進による抗老化作用が期待できる。 |
リンゴ酸 | バラ科の植物から抽出されるエキス。ピーリング作用でスキンケア用品に配合されるが、シャンプーの場合pH値調整の役割もある。 |
- 洗浄成分の安全性:★ ★ ★
安全性の高い非常にマイルドな配合バランス。どんな髪質でも使用OK。 - 防腐剤などの安全性:★ ★ ★
パラベンなどの石油系防腐剤は使用しておらす、敏感肌の方や子供へも使用OK。 - その他の成分の安全性:★ ★fa-star-half-empty
PEG-6などの低分子成分も配合されていますが、皮膚刺激を感じることは非常に稀。安全に注意した成分配合。
プレミアムブラックシャンプーの成分配合
プレミアムブラックシャンプーに配合されている全成分をご紹介します。
プレミアムブラックシャンプーはボトルの裏に成分表示がないため、何が入っているのか不安に感じる方もいらっしゃると思います。確認用にお役立てください。
たくさんあるので、最後に成分解析のまとめも用意してあります。
成分名 | 解析 |
グリセリン | 古くから保湿剤として使われてきた3価アルコール。頭皮の保湿効果やシャンプー液の増粘効果が期待できる。 |
水 | シャンプーの分量の内、約60%~70%は水。 |
コカミドプロピルベタイン | ヤシ油から作られるアミノ酸系両性界面活性剤。キメの細かい泡質とヘアコンディショニング作用が特徴でアミノ酸系シャンプーによく配合される。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ココイルグリシンK | ヤシ油とアミノ酸であるグリシンから得られるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。アミノ酸系成分の中では構造的に石けんに近く、アミノ酸系のマイルドさと石けん系の洗浄力を併せ持つ。 |
ラウリルグルコシド | ラウリルアルコールとグルコースから作られる非イオン界面活性剤。起泡性と泡持続性に優れ、補助剤として配合される。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ラウロイルメチルアラニンNa | ラウリン酸とアミノ酸を合成して作られるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。起泡性に優れるため両性界面活性剤と併せて配合されることが多い。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ココイルグルタミン酸TEA | ヤシ油とグルタミン酸から作られる陰イオン界面活性剤に分類されるアミノ酸系洗浄成分。アミノ酸シャンプーの代表的な成分で、洗い上がりの独特のしっとり感が特徴。バリア機能の低下した皮膚や過敏症の方も利用できるほど安全性は高い。 |
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース | 糖と脂肪酸から作られる非イオン界面活性剤。増粘剤として使用される。皮膚刺激性が低く、幼児向け製品にも配合される。 |
メントール | シソ科の植物から抽出されるアルコールの一種。主に冷涼感付与のために配合される。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ポリクオタニウム-7 | 水溶性のカチオン性高分子の一つ。界面活性剤を補助し、泡質をきめ細かくする作用があり、シャンプーによく配合される。20年以上の使用実績があり、赤ちゃん用シャンプーにも配合されるなど安全性は高い。 |
BG | ブチレングリコールの略。保湿作用や液剤の抗菌・防腐作用のために化粧品からヘアケア製品まで幅広い製品に配合される。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ポリクオタニウム-10 | 水溶性のカチオン化セルロース。帯電防止効果があり、アミノ酸系界面活性剤と組み合わせることで、洗い上がりのきしみ感を軽減できる。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
PEG60-水添ヒマシ油 | 水添ヒマシ油の脂肪酸を使って作られる非イオン界面活性剤。水溶性の成分と油性の成分を混合させる際に乳化のために配合される。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
オリーブ油 | モクセイ科の植物から抽出されるオイル。オレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含み、頭皮との親和性も高く保湿作用が期待できる。 |
水添レシチン | 卵黄などに含まれるリン脂質。天然の乳化作用があり、保湿性も期待できる。 |
オタネニンジン根エキス | ウコギ科の植物から抽出されるエキス。血行促進効果があることで長年知られていたが、2013年になりヘアサイクルが短くなる酸化ストレスを抑制する作用があることがわかり、薄毛改善効果が期待できる。 |
加水分解ケラチン | 羊毛由来のケラチンタンパク質を加水分解して得られるケラチンペプチドの一つ。ケラチンは毛髪を構成するタンパク質で、毛髪修復や毛髪保護、毛髪柔軟化などの効果が期待できる。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。*羊毛アレルギーの方は要パッチテスト |
ヘマチン | 血液中のヘモグロビンを構成する成分の一つ。ケラチンと構造が似ており、髪に付着することで擬似毛髪としてダメージヘアの補修作用が期待できる。 |
ポリ乳酸 | 植物樹脂の一種。2,000μmと非常に細かくなり、普通のシャンプーでは落とせない汚れや老廃物まで洗浄するスクラブ作用が期待できる。 |
褐藻エキス | いわゆる海藻エキス。保湿作用や血行促進効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
炭 | 頭皮の老廃物や汚れといった有機物を吸着する性質がある。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
銀 | 低濃度でも優れた殺菌・抗カビ作用がある。頭皮上の雑菌の繁殖を防ぎ、頭皮のニオイ軽減効果が期待できる。 |
センブリエキス | リンドウ科植物から抽出されるエキス。毛根の細胞活性化作用があることがわかっており、育毛剤によく配合される成分。 |
加水分解コメエキス | コメをタンパク質分解して得られるエキス。ビタミン・ミネラルが豊富に含まれていて、保湿作用も期待できる。 |
エタノール | 揮発性の一価アルコール。抗菌作用や防腐作用により、製品を安定させるために配合される。50年以上の使用実績があり、シャンプーへ添加される微量では刺激性は極めて低く、安全性は高い。 |
アルニカ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。天然の抗炎症作用があり、頭皮のカユミなどを軽減する効果が期待できる。 |
オドリコソウ花/葉/茎エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。毛穴を引き締める収れん作用があり、皮脂の過剰分泌を防ぐなど頭皮環境を整える効果が期待できる。 |
オランダガラシ葉/茎エキス | セリ科の植物から抽出されるエキス。血行促進効果のあるシニグリンやビタミン類を含み、保湿効果が期待できる。 |
ゴボウ根エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。欧米では皮膚疾患に昔から使われ、フケを軽減する効果が期待できる。頭皮ケア製品によく配合される成分。 |
セイヨウアカマツ球果エキス | マツ科の植物から抽出されるエキス。リデンシルという毛乳頭刺激や毛髪幹細胞活性化作用のある複合成分を構成する成分の一つ。ちなみにリデンシルは2014年に世界最大のIn-cosmeticsで銀賞を受賞。 |
セイヨウキズタ葉/茎エキス | ウコギ科の植物から抽出されるエキス。抗炎症や抗菌作用があり、頭皮のフケやカユミ軽減に効果が期待できる。 |
ニンニク根エキス | ユリ科の植物から抽出されるエキス。アルギニンといったアミノ酸を含み、保水性があるため保湿効果が期待できる。 |
ローズマリー葉エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。「若さを取り戻すハーブ」として昔から知られている。高い抗酸化作用があり、頭皮のアンチエイジング効果が期待できる。 |
ローマカミツレ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。いわゆるカモミールとしてハーブティーとしても親しまれている。天然の抗菌作用や血行促進作用が期待できる。安全性は高い。 |
オレンジ油 | オレンジの果実から抽出されるオイル。抗菌作用や保湿作用、皮膚の活性化促進効果などがあることがわかっており、頭皮環境の正常化のためにヘアケア製品によく配合される。 |
ユズ油 | ミカン科の植物から抽出されるオイル。ビタミンを含み、毛髪への保湿効果が期待できる。 |
ユーカリ油 | フトモモ科の植物から抽出されるオイル。2007年の花王の検証により、毛髪のハリ・コシと関係のあるVEGFの増加作用があることが明らかになり、髪のボリュームアップ効果が期待できる。 |
グリチルリチン酸2K | マメ科植物から抽出されるエキスにカリウムを結合して作られる。抗炎症作用が高く、医薬品成分に分類される。シャンプーに配合される場合には、カユミやフケに対して高い効果が期待できる。 |
ドクダミエキス | ドクダミ科の植物から抽出されるエキス。天然の抗菌作用があることで知られ、フケやカユミに効果が期待できる。 |
クララ根エキス | マメ科の植物から抽出されるエキス。頭皮の常在菌のバランスを整える作用があり、頭皮のかゆみやニオイ軽減に効果が期待できる。 |
グレープフルーツ種子エキス | ミカン科の植物から抽出されるエキス。抗菌性に優れ、製品安定効果も期待できる。 |
- 洗浄力:★ ★ ★
- 安全性:★ ★fa-star-half-full
- 育毛力:★ ★ ☆
- 特徴:しっかりとした洗浄力でサッパリ洗い上げるタイプのスカルプシャンプー。石油系成分や刺激性の防腐剤を避けるなど安全性にも気を配っている。価格に納得できるのであればあり。
チャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの比較について
実際にチャップアップシャンプーとプレミアムブラックシャンプーの使用感や配合成分の違いについてご紹介しました。
チャップアップシャンプーはマイルドなアミノ酸シャンプーらしい洗浄成分で乾燥肌から脂性肌まで幅広く安心して使用できます。
プレミアムブラックシャンプーについては、アミノ酸シャンプーながら、洗浄力のしっかりした洗浄成分を配合するなど、男性向けスカルプシャンプーらしいしっかりとした洗い心地が特徴。
脂性肌~超脂性肌まで、オイリーな男性の頭皮もしっかりきれいにしてくれます。
それぞれの頭皮状態に合わせてスカルプシャンプーを選んで、スカルプケアの効果を実感しましょう。