
スキンケアからトレーニングアイテムまで幅広くメンズ用品をラインナップしているMONOVO。
特に人気が高いのがスカルプシャンプーのヘアブラックシャンプーです。
*ヘアトニックブラックシャンプーからリニューアルされて名前が変わりました
MONOVO製品を利用したことがあって、「MONOVOのシャンプーは効果あるの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、MONOVOのヘアブラックシャンプーを使用してみたレビューや、配合されている全成分の解析結果をご紹介したいと思います。
使ってみないとわからない短所をお伝えします。
- 洗浄力:★ ☆ ☆
- 洗い上がり:★ ☆ ☆
- 育毛力:★ ★ ☆
- コストパフォーマンス:★ ☆ ☆
- 特徴:公式サイトやボトル裏の成分表示では伝わらない、使ってみないとわからないイマイチ感…。なぜこれで販売をスタート?
コンテンツ
MONOVOとは
メンズ用品を数多く手掛けるMONOVOは、日本サプリメントフーズのプライベートブランドです。
日本サプリメントフーズは、設立こそ2008年と比較的新しい会社ですが、人気の健康食品がいくつもあり自社工場で製品を製造するなど安心できる企業です。
MONOVOも男性用脱毛クリームやプロテインなど、ロングセラーで支持されている製品が結構あります。
ただ、MONOVOヘアブラックシャンプーだけはちょっと残念です…。
MONOVOヘアブラックシャンプーの3つの特徴
実際に使用する前にMONOVOヘアブラックシャンプーの成分配合を確認した時には、価格こそ高めでも、しっかり頭皮や髪のことが考えられた良質シャンプーの雰囲気でした。
ただ、使ってみた印象は、実際に販売前にテストされたのかよくわからないちょっとびっくりする品質です。
3つの特徴をご紹介します。
特徴1:洗浄成分のバランスは素晴らしいけど、なぜ水っぽい?

MONOVOヘアブラックシャンプーに配合されている界面活性剤は…
- ココイルグルタミン酸TEA
- コカミドDEA
- ラウラミドプロピルベタイン
の3種類。
アミノ酸系界面活性剤のマイルドさを、ベタイン系の界面活性剤でサポートするというアミノ酸系シャンプーのThe・定番な成分配合です。
ただ、実際にプッシュしてみると、なぜだか知りませんが、シャンプー液のテクスチャは“ほぼ水”。
実際にプッシュして意味がわからず、何プッシュ分か無駄にしてしまいました。
泡立てようと手でゴシゴシしているうちに、指の間からドバドバこぼれます…。
なのでMONOVOヘアブラックシャンプーを無駄にしない方法は、洗顔ネットで泡立てるか、頭皮に直接プッシュするかのどちらかでしょう。
こんなに水っぽい原因は…
- 水の配合量が多い(他のシャンプーより薄い)
- 増粘剤の入れ忘れ
のどちらかだと思いますが、実際に洗ってみると泡立ちが悪く、スッキリと洗えません。
そのためおそらく“水の配合量が多い”せいだと思われます。
これまで男のスカルプべすとではスカルプシャンプー専門メディアとして30種類以上のスカルプシャンプーを検証してきましたが、この使用感は初めてです。
ヘアブラックシャンプーにリニューアルされて間もないですが、できれば早めに改良された方が良いのではないかなと思います。
特徴2:ガムを噛んでいるような香り
スカルプシャンプーでも特に男性向けの商品は、メントールの香りがわりと強く付けられていることもあります。
ただ、MONOVOヘアブラックシャンプーはちょと香りが異次元…。
香りは目で見えないので説明するのが難しいのですが、簡単に例えれば、安いミントガムの成分を水で溶かして頭に塗っている感じです。
香りには好みがあるとは言え、ちょっとこの香りは万人受けではないでしょう。
3.使った後に怒りを感じるコスパ
MONOVOヘアブラックシャンプーは決して安いシャンプーではありません。
高品質なスカルプシャンプーの大体の相場が1mlあたり9~12円くらいなのに対して、MONOVOヘアブラックシャンプーは定期購入で割引が効いても13.5円/mlです。
購入する方はきっといろいろな効果を期待して、奮発して購入することだと思います。
なのに使ってみたら“シャンプー液ドバドバ→頭の上にガム擦り付けてるニオイ”で、だんだんとお風呂場で怒りを感じてきました。
男のスカルプべすとでは、基本的に自腹検証したシャンプーはどれでもしっかり使い切るようにしているのですが、MONOVOヘアブラックシャンプーは最後まで使い切る自信がありません…。
実際に男のスカルプべすとでも人気の高いスカルプシャンプーとコスパを比較してみましょう。
名前 | MONOVO |
CHAPUP![]() |
ヘアリプロ | ケフトル EX |
成分 | アミノ酸系 | アミノ酸系 | アミノ酸系 | アミノ酸系 |
容量 | 300ml | 300ml | 370ml | 500ml |
価格 | 4,070円 | 3,280円 | 3,366円 | 3,740円 |
1mlあたり | 13.5円 | 10.9円 | 9.1円 | 7.48円 |
レビュー |
人気のスカルプシャンプーと比べてみると、MONOVOシャンプーのコスパがよくわかります。
これで価格以上のパフォーマンスがあるなら、価値がありますが…。
とりあえず男のスカルプべすとではおすすめできません。
MONOVOヘアブラックシャンプーの使用レビュー
もうすでにMONOVOシャンプーについては簡単に特徴をご紹介していますが、使用した際のレビューについても載せておきたいとおもいます。
公式サイトにて注文してから、3日で自宅に届きました。
ダンボールには特にMONOVOのロゴやシャンプーが入っていることがわかるようなデザインはありません。
「家族にバレないようにスカルプケアを始めたい…」みたいな方でも注文しやすいプライバシーに配慮したパッケージだと思います。
定期購入の中身はわりとシンプルです。
MONOVOの製品をまとめたパンフレットと、会員ページから参加できるキャンペーンの応募シール3点分が入っていました。
ちなみにキャンペーンは、50点からカップヌードル1ケースなどの商品と交換できます。シャンプーだけだと先が長いです。
MONOVOシャンプーのボトルは、リニューアルでヘアブラックシャンプーになっておしゃれになりました。
お風呂に置いてあっても高級感があります。
MONOVOヘアブラックシャンプーは、ブラックシャンプーですが、無色透明。
ちょっとこれにもびっくりしました。
*商品名のブラックは、白髪改善効果で注目されているアセチルヘキサペプチド-1から来ていると思われます。
こぼさないように出す秘訣は、手にくぼみを作って、ゆっくりとプッシュすることです。
手では上手に泡立たない、というか溢れるため、洗顔ネットを使って泡立ててみました。
1プッシュしっかり溢れないように泡立てましたが、泡のボリュームはあんまりです。
泡自体もキープ力がなく、頭を洗っているうちにふわふわとなくなってしまいました。
男性の方でも、髪の長い方や、スタイリング剤を使っている方は、1プッシュでは足りないので、2プッシュ以上、もしくは2度洗いは必須だと思います。
洗い上がりは、ガムのような強烈なメントール系の香りの割には、すっきりしません。
MONOVOヘアブラックシャンプーの口コミ評判
実際に購入して使用してみたかなり正直なレビューをご紹介しましたが、他の利用者の方のMONOVOヘアブラックシャンプーに対する口コミ評価も確認してみましょう。
MONOVOヘアブラックシャンプーの低評価な口コミ


値段のわりに「薄い」
見た目が海外製品ぽくて、香りも控えめながら良い感じ。
が、泡立ちが悪く(きしみはなし)、整髪料つけた髪を洗うには、
二度洗い&多めの使用量が必要になります。
粘度もほとんどないため、上記の泡立ちのいまいちさと相まって、
中身自体が薄い、水以外の成分がごく少量なのではと疑ってしまう。
高額な値段に見合った満足感はなかったです。
ですよね…。
もしかしたら自分の受け取った商品が不良品だったのかなとも思ったのですが、やはり“薄い”という口コミがありました。
あと、全成分解析でもご紹介しますが、比較的強いパラベンが配合されていて、量は微量なのでほとんどの方は大丈夫ですが、アレルギー性皮膚炎などの症状をお持ちの方は事前にパッチテストしてから使用することをおすすめします。
MONOVOヘアブラックシャンプーの高評価な口コミ

本当に髪質が変わってきた。
髪質がしっかりしてきた、このまま継続します!

今まで使用した物の中では一番自分にあってます。
MONOVOヘアブラックシャンプーの全成分解析
MONOVOのヘアブラックシャンプーには、全部で56成分が配合されています。
結構な長さになってしまいますが、「自分の頭皮や髪に使用するものだからしっかり確認したい」という方は、一つ一つの成分を確認するためにお役立てください。
最後に成分の解析をまとめた情報も用意しています。
成分名 | 解析 |
水 | シャンプーの分量の内、約60%~70%は水。 |
ココイルグルタミン酸TEA | ヤシ油とグルタミン酸から作られる陰イオン界面活性剤に分類されるアミノ酸系洗浄成分。アミノ酸シャンプーの代表的な成分で、洗い上がりの独特のしっとり感が特徴。バリア機能の低下した皮膚や過敏症の方も利用できるほど安全性は高い。 |
コカミドDEA | ココナッツから得られるヤシ脂肪酸で作られる非イオン界面活性剤。コカミドDEA自体には洗浄効果はないが、発泡性に優れるため、アミノ酸シャンプーによく配合される。安全性は高い。 |
ラウラミドプロピルタイン | ラウリン酸から作られるスルホベタイン系両性界面活性剤。陰イオン界面活性剤と併用することで洗浄性や泡質を向上させる補助剤として配合される。 |
BG | ブチレングリコールの略。保湿作用や液剤の抗菌・防腐作用のために化粧品からヘアケア製品まで幅広い製品に配合される。50年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
アセチルヘキサペプチド-1 | 6つのアミノ酸から構成されるペプチドの一種。検証ではメラニン増加が認められ、特許も取得されている素材。白髪改善効果が期待できる。 |
加水分解ケラチン(羽毛) | 羽毛由来のケラチンタンパク質を加水分解して得られるケラチンペプチドの一つ。ケラチンは毛髪を構成するタンパク質で、毛髪修復や毛髪保護、毛髪柔軟化などの効果が期待できる。 |
ポリクオタニウム-7 | 水溶性のカチオン性高分子の一つ。界面活性剤を補助し、泡質をきめ細かくする作用があり、シャンプーによく配合される。20年以上の使用実績があり、赤ちゃん用シャンプーにも配合されるなど安全性は高い。 |
ポリクオタニウム-10 | 水溶性のカチオン化セルロース。帯電防止効果があり、アミノ酸系界面活性剤と組み合わせることで、洗い上がりのきしみ感を軽減できる。30年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa | アミノ酸の一種であるリシンから作られる陰イオン性ジェミニ型界面活性剤の一つ。実験によって毛髪の修復作用があることがわかっており、ダメージヘアの改善に効果が期待できる。 |
グリチルリチン酸2K | マメ科植物から抽出されるエキスにカリウムを結合して作られる。抗炎症作用が高く、医薬品成分に分類される。シャンプーに配合される場合には、カユミやフケに対して高い効果が期待できる。 |
オタネニンジン根エキス | ウコギ科の植物から抽出されるエキス。血行促進効果があることで長年知られていたが、2013年になりヘアサイクルが短くなる酸化ストレスを抑制する作用があることがわかり、薄毛改善効果が期待できる。 |
褐藻エキス | いわゆる海藻エキス。保湿作用や血行促進効果が期待できる。洗い流さない化粧品にも配合され、安全性は高い。 |
センブリエキス | リンドウ科植物から抽出されるエキス。毛根の細胞活性化作用があることがわかっており、育毛剤によく配合される成分。 |
ボタンエキス | ボタン科の植物から抽出されるエキス。古くから薬用として用いられ、天然の抗菌作用や抗炎症作用が期待できる。 |
ヒキオコシ葉/茎エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。“延命草”という生薬名で呼ばれ、抗菌作用が期待できる。 |
ニンニク根エキス | ユリ科の植物から抽出されるエキス。抗菌作用や保水性があるため保湿作用が期待できる。 |
ローマカミツレ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。いわゆるカモミールとしてハーブティーとしても親しまれている。天然の抗菌作用や血行促進作用が期待できる。 |
ゴボウ根エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。欧米では皮膚疾患に昔から使われ、フケを軽減する効果が期待できる。頭皮ケア製品によく配合される成分。 |
アルニカ花エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。天然の抗炎症作用があり、頭皮のカユミなどを軽減する効果が期待できる。 |
セイヨウキズタ葉/茎エキス | ウコギ科の植物から抽出されるエキス。抗炎症や抗菌作用があり、頭皮のフケやカユミ軽減に効果が期待できる。 |
オドリコソウ花/葉/茎エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。毛穴を引き締める収れん作用があり、皮脂の過剰分泌を防ぐなど頭皮環境を整える効果が期待できる。 |
オランダガラシ葉/茎エキス | セリ科の植物から抽出されるエキス。血行促進効果のあるシニグリンやビタミン類を含み、保湿効果が期待できる。 |
セイヨウアカマツ球根エキス | マツ科の植物から抽出されるエキス。保湿作用や消臭作用から、スキンケア用品によく配合される成分。 |
ローズマリー葉エキス | シソ科の植物から抽出されるエキス。「若さを取り戻すハーブ」として昔から知られている。高い抗酸化作用があり、頭皮のアンチエイジング効果が期待できる。 |
フユボダイジュ花エキス | シナノキ科の植物から抽出されるエキス。ポリフェノールの含んでいるため、抗炎症作用が期待できる。 |
トウキ根エキス | セリ科の植物から抽出されるエキス。漢方によく配合される成分で、血行促進や抗炎症作用が期待できる。 |
シャクヤク根エキス | ボタン科の植物から抽出されるエキス。紀元前から薬草として用いられ、近年の研究で毛髪幹細胞のDNA損傷を抑制することがわかり、育毛効果や白髪抑制作用が期待できる。 |
マグワ根皮エキス | クワ科の植物から抽出されるエキス。毛髪の休止期を短縮させ、ヘアサイクルを正常化させる作用があることが確認されており、育毛剤にも配合される。 |
クララ根エキス | マメ科の植物から抽出されるエキス。頭皮の常在菌のバランスを整える作用があり、頭皮のかゆみやニオイ軽減に効果が期待できる。 |
ワレモコウエキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。ポーラ化成による検証で、毛髪の成長期を終わらせるFGF-5という増殖因子の働きを阻害する働きがあることがわかっている。 |
ノイバラ果実エキス | バラ科の植物から抽出されるエキス。漢方でも用いられ、皮膚常在菌のバランスを整える作用があり、抗菌効果が期待できる。 |
アロエフェロックス葉エキス | ツルボラン科の植物から抽出されるエキス。日本薬局方にも収載されており、抜け毛の原因となる5α-リダクターゼを阻害する働きがあるとされている。 |
ハベルレアロドペンシス葉エキス | イワタバコ科の植物から抽出されるエキス。古くから“復活草”と呼ばれ、皮膚細胞の活性化や保湿作用が期待できる。 |
ビート根エキス | ヒユ科の植物から抽出されるエキス。保湿作用が高く、スキンケア用品からシャンプーまで幅広く配合される。 |
酵母エキス | 真菌類である酵母から抽出されるエキス。使用される酵母の種類によって成分は異なるが、基本的にビタミンB群やアミノ酸、ミネラルが豊富に含まれ、保湿作用や皮膚細胞の活性化作用が期待できる。 |
チャ葉エキス | ツバキ科の植物から抽出されるエキス。天然の消炎作用や抗菌作用があり、頭皮のかゆみ軽減が期待できる。リデンシルという毛乳頭刺激や毛髪幹細胞活性化作用のある複合成分を構成する成分の一つ。 |
ドクダミエキス | ドクダミ科の植物から抽出されるエキス。天然の抗菌作用があることで知られ、フケやカユミに効果が期待できる。 |
サトウキビエキス | イネ科の植物から抽出されるエキス。グリコール酸を中に含むことで、皮膚の保湿・柔軟効果が期待できる。 |
ヨモギ葉エキス | キク科の植物から抽出されるエキス。漢方にも用いられ、抗炎症作用が期待できる。 |
ザクロ花エキス | ミソハギ科の植物から抽出されるエキス。抗酸化作用や抜け毛の原因となる5α-リダクターゼを阻害する働きがあるとされている。 |
ダイズ種子エキス | マメ科の植物から抽出されるエキス。皮膚のコラーゲン代謝活性化によるアンチエイジング効果が期待できる。 |
ユーカリ葉油 | フトモモ科の植物から抽出されるオイル。2007年の花王の検証により、毛髪のハリ・コシと関係のあるVEGFの増加作用があることが明らかになり、髪のボリュームアップ効果が期待できる。 |
ローマカミツレ花油 | キク科の植物から抽出されるオイル。保湿作用や止痒作用があることがわかっており、フケやかゆみの軽減が期待できる。 |
ラベンダー油 | シソ科の植物から抽出されるオイル。民間療法で火傷の際に昔からよく使われ、抗菌作用や抗炎症作用などがあることがわかっている。 |
レモン果皮油 | ミカン科の植物から抽出されるオイル。頭皮を引き締める収れん作用がある。肌を引き締めることで水分蒸発を防ぐ保湿作用が期待できる。 |
オレンジ油 | オレンジの果実から抽出されるオイル。抗菌作用や保湿作用、皮膚の活性化促進効果などがあることがわかっており、頭皮環境の正常化のためにヘアケア製品によく配合される。 |
ハッカ油 | シソ科の植物から抽出されるオイル。抗菌作用などに加えて、メントールが含まれるため香料としての働きも持つ。 |
グリセリン | 古くから保湿剤として使われてきた3価アルコール。頭皮の保湿効果やシャンプー液の増粘効果が期待できる。リデンシルという毛乳頭刺激や毛髪幹細胞活性化作用のある複合成分を構成する成分の一つ。 |
エタノール | 揮発性の一価アルコール。抗菌作用や防腐作用により、製品を安定させるために配合される。50年以上の使用実績があり、シャンプーへ添加される微量では刺激性は極めて低く、安全性は高い。 |
デキストラン | スクロースを醗酵して作られる水溶性多糖類。サッパリとした保湿性を持ち、湿度による影響を受けにくいため、化粧品などによく配合される。 |
EDTA-4Na | “エチレンジアミン四酢酸”の略称でジアミン誘導体の一種。金属イオンの働きを抑制するキレート剤として配合される。10年以上の使用実績があり、安全性は高い。 |
香料 | 香り付けのために配合される成分。 |
フェノキシエタノール | 芳香族アルコールの一種。玉露にも含まれる成分で、製品の抗菌や防腐作用のために配合される。 |
メチルパラベン | メチルエステルの一種。“パラベン=有害”と認識している人が多いが、メチルパラベンは安全性の高い防腐剤。赤ちゃん用の製品や食品への使用も認められている。80年以上の使用実績があり、検証実験も行われており、安全性は高い。もともと皮膚疾患を抱える方が刺激を感じることが極稀にあるため、気になる方は要パッチテスト。 |
プロピルパラベン | プロピルエステルの一種。抗菌活性の強さでは、4段階の内、上から2番目。食品には0.1%、シャンプーには1%までの配合が認められているが、一部の方は皮膚刺激を感じる可能性あり。 |
- 洗浄力:★ ★fa-star-half-full
- 育毛力:★ ★ ☆
- 安全性:★ ★ ☆
- 特徴:
洗浄成分はアミノ酸系を中心にマイルドにまとめられている。この価格帯の商品はほとんどがパラベンフリーなため、プロピルパラベンが配合されているのは大きなマイナスポイント。ほとんどの方には問題ないですが、アレルギー性皮膚炎持ちの方などは注意してください。
MONOVOヘアブラックシャンプー試してみた
リニューアルされたMONOVOヘアブラックシャンプーを試してみました。
配合されている成分のバランスは悪くありません。
ただし、実際に使ってみるといろいろなところがユーザーに寄り添っていないシャンプーだなという印象です。
3,000円~4,000円もするスカルプシャンプーを選ぶ方は、いろいろな効果を期待されていると思います。
それなら、他にもっと優れたスカルプシャンプーがあるので、無理にMONOVOシャンプーを購入する必要はないでしょう。